ベテラン の職人さんは結構きつい言葉を言ったり、新人と口をロクにきいてくれなかったりと難しい印象の人が多いと思います(経験談)。ですが、仕事においてはとても頼りになるのも確かです。経験が浅い若者と、トラブルに動じないベテランの違いがよく分かる動画があったので紹介します。
Diesel Runaway! Detroit Diesel 4-71 Runs Away After 30 Year Start, Old Guy Saves The Day!
©2013mike eckley
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動画紹介
動画はトラックを修理する場面から始まります。
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笑いながら作業員二名が登場しました。彼らは若手のようです。無駄口が多いタイプのようです。
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ここでベテランがフレームイン。青いニット帽をかぶっており、余計なことは一切しないタイプのようです。
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ベテランがトラックに乗り込みました。エンジンを掛けるようです。若手も準備を始めます。
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エンジンを掛けますが、白煙を出したところですぐに止まってしまいます。彼らはなおもエンジンの始動にトライします。何度やっても上手くいかず、少しイライラしている様子。
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やった!エンジンが掛かりました。あれでも何だか様子がおかしい。エンジンがものすごい轟音とともに高回転を始めました。
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「うわあああん!」手に負えないと悟った若手は飛び逃げてしまいます。エンジンは尚も止まらず煙が噴き出てきました。
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火花が飛び、エンジンが赤熱したのかボンネット内が明るくなってきました。何とかしないとほんとに危なそう。
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ここでベテランが再びフレームイン。あたりを見回すと、角材を一つ拾い上げました。
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角材で空気の取り入れ口を塞いで止めようとします。最初は変わりませんが、少しだけエンジン回転が落ち、煙の色が変わりました。
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「塞ぐやつもっと無い?」ベテランは慌てふためく若手に塞ぐものを要求します。そして、布を受け取ると、完全に塞ぎます。するとエンジンは空気供給を絶たれて停止しました。
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一難去って「もうたまげたよ!」と言う若手に対して、ベテランは「ハッハッハ!」と余裕な感じで、涼しい笑顔をして若者たちと話します。
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一仕事終えて、カメラ目線を決めるベテランを写して動画は終了します。
なんでこうなったの?
投稿者の説明によると、フューエルレールという部品に問題があったとのこと。これは燃料噴射を制御して、エンジンの回転を整える部品なので、回転数に影響が出てしまったようですね。
車種とエンジン
せっかくなので、動画に出ていた車種を紹介しようと思います。
動画で修理されていたのはGMC650というトラックでした。これはアメリカの自動車大手であるゼネラルモーターのトラック部門が製造していたものです。
1950~60年代に活躍していたようですね。ネットで調べたら、タンクローリを引っ張っている姿もあったので、なかなかの力持ちだったようですね。
おわりに
車のエンジンというものは、中で爆発が起きている機械なので、制御不能になると恐ろしいものでもあります。
動画のような経験と度胸のある人は、トラブルがあっても動じないのですごく魅力的ですね。今回はベテランが止めなかったらどうなっていたことやら。
それではまた。
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