Calm Down, Stalin (July, 2016) ©2016 Cartboard Box Games
〇正式リリース : 2016年9月9日
〇プラットフォーム : PC
あなたはソビエト連邦の最高指導者であるヨシフ・スターリンとなり、敵国の侵略を思いとどまらせるために核攻撃ボタンに手をかける。でも押さない。
核抑止力を大いに活用すること。それがあなたに課された最重要任務である。
でも絶対に押しては行けない。絶対に。
※本記事のスターリンはクリスマス仕様となっております。普段はもうちょっと真面目です。
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Calm Down Stalin 基本ルール
画面右上に敵国の進行ゲージが表示されており、これが時計回りに1周すると侵略を許したことになり、ゲームオーバーです。
それを防ぐための方法ですが、基本的にはあなたは赤いボタンの近くに手を置いておくだけでOKです。
しかしいつまでもそのままではいられず、疲労とストレスによって手はあらぬ方向にぶれ始めます。そしてボタンに触れるとゲームオーバーです。
ストレスが溜まると心拍音が聞こえるようになるので注意してください。
またボタンにばかり構ってもいられず、電話対応や邪魔の排除などあらゆる業務があなたにプレッシャーを与え、机の上が受話器やピストルの飛び交う戦場と化します。
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そしてスターリンは過ちを繰り返す
過ちを繰り返すと即ゲームオーバーです。あなたは核戦争で世界を滅ぼした張本人として、人類史上最悪の人物として語り継がれることになるでしょう。
ゲームオーバーになるとその日の最初からやり直しとなります。
支持率
支持率は、あなたが国民や部下たちからどれほど支持されているかを表すメーターで、メニュー画面で青いゲージで表示されます。
ゲージがなくなってもゲームオーバーになることはありません。しかし、支持を得られない指導者がいて良いはずもなく、メインストーリーであるAミッションに進むことができなくなります。
支持が上昇するサイドミッションをこなし、支持率を上げてから次に進みましょう。
支持をあげるものは、電話対応、ピストル、スタンプなどです。
疲労度
疲労度は、業務をこなすごとに溜まっていくメーターで、メニュー画面にオレンジのバーで表示されます。
こちらもゲージがなくなってもゲームオーバーになることはありません。しかし、過労状態ではメインストーリーであるAミッションに進むことができなくなります。
疲労度はサイドミッションをクリアすることで回復し、Aミッションをクリア後に若干回復します。
役立つアイテム達
このゲームでは、多忙なスターリンのストレスを減らすためのアイテムが用意されています。
これらのアイテムはステージが進むごとに増えていきます。中にはデメリットを持ち合わせているアイテムもありますので、あくまで慎重に使っていきましょう。
そして、アイテムが増えることは手間も増えるので、全てを使おうとせず臨機応変に対処してください。
パイプ
パイプを吹かすことでストレスを和らげ、指先の震えを抑えることができる。
なるべく常に携帯し、吹かし続けたいところ。
ウォッカ
スターリンの親友で、ロシア人とは切っても切れない関係のウォッカ。おいしい井戸水。
溜まったストレスを大きく減らせるが、ミッション中に1度しか使えない。
飲み終わるとグラスは無造作に投げつけられ、木端微塵になる。
サンドバック
やはり体を動かすのが一番!パイプのストレス軽減効果を増大させます。
憎いあんちくしょうの顔を想像し、鉄拳を叩き込みましょう。
レーニンの胸像
これを持って赤いボタンの近くに持っていくと、進行ゲージがみるみる減っていく。
重さでプルプル震えるスターリンの腕の様子とレーニンの威光、恐るべし。
ちなみにゲーム中スターリンは、「胸像の有効な使い道が分かった。」と毒づく。
邪悪なアイテム達
ボタンを押すブラフをかけることだけが書記長の仕事ではありません。
ステージが進むごとに、スターリンのストレスを悪化させる邪悪なアイテム達が襲い掛かります。
電話

書記長専用ホットライン。電話の音はスターリンにストレスを与える。
これに対応することで、支持率を上げる(またはミッションに設定された支持率低下を抑える)ことができる。
常に顔の付近に受話器を持っていかなければならず、顔から離れると、相手から「ハロー?ハロー!!」と言われる。
後半になって取り合うと国家の存亡が脅かされるので、”電話が掛かる→受話器を取る→速攻で切る“のサイクルを回すことになる。
置き場所に失敗した受話器は誤爆要因ナンバーワンの実績を誇る。
ランプ
配線が悪いのか、やたらとチカチカしてストレスを与えてくる。国の最高指導者の傍らに置くにはあり得ないつくりの粗悪品。
点滅し始めたらガンガン叩いて直さなければならない。
何となくキノコ雲を連想させるデザインもよくない。
ピストル
標的マーカーが表示され、そこに銃口を向けて撃つと、誰かが「アーウ!」と悲鳴を上げる。
3発の弾丸がこめられており、標的に当たると支持率が上昇。外すと心拍数が急上昇し、支持率も下落する。
ピストルは盆の上に乗せられて給仕係に運ばれ、赤いボタンの上に陣取る嫌がらせ仕様となっている。そのため標的が持ってきた給仕係になることがある。
ハエ
追い払うような動作で離れていくが、またすぐに戻ってスターリンの周りを飛び回る粘着質なハエ。
虫けらにしては異様な存在感を放ち、スターリンの心労を更に増す。
スタンプ
赤い印付きなら赤いスタンプを、緑の印付きなら緑のスタンプを押す。スタンプを持った腕を書類の上から下にすばやく動かすことで押印扱いとなる。
成功するとピコン、失敗するとブーという効果音つきで憎たらしい。
何故かあの入国審査ゲーを思い出す。
Calm Down Stalin 感想
腕が4本必要だ!!
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