Desolate アップデート情報
2020年10月20日に開発元の Nearga から今後のアップデート情報が発表されています。内容は以下のとおりです。
●2021年2月 ストーリークエスト強化
○新たな場所
○ファストトラベルポイント
○ナレーション
●2021年春頃 戦闘システム強化
○軽量タイプ・中量タイプ・重量タイプの3つの武器が登場
○戦闘がより戦術的に
○相手の攻撃を制した場合より有利に
○新しい戦闘アニメーションにより没入感のある戦闘に
●2021年冬頃 外観のモデリングを強化
○より多くの顔のパーツが追加
○新たなスーツの追加
○環境の3Dモデルとテクスチャを更新
●2021年冬以降 敵AIを強化
Desolate ストーリー
グラニーチニー島と呼ばれる孤島で原因不明の大規模災害が発生。島は壊滅的被害をこうむり、各地で異常な現象が報告され始めた。
この災害に関係したとされる企業「新たなる光」は、この島に自分たちが関与した事実を隠蔽するために動き出している。
世間の関心を広く集めたグラニーチニー島の事件に対し、各国は大規模な人員を派遣し調査を開始した。
送り込まれた人々はボランティアと呼ばれ、島の内情を調査する任務を与えられた。
しかし、グラニーチニー島はこの世の物とは思えない様相を呈し、島に来た人間を後悔させる隙も与えず次々と餌食にしていく異常地帯となっていた。
そんな状況の中、ある一人のボランティアが派遣された。そのボランティアとは、あなただ。
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Desolate どんなゲーム
サバイバルホラーと呼ばれるジャンルですが、広大な島を探索し、過去の事件で何が起きたのかを究明する謎解き要素もふくんでいます。
敵との戦闘やアイテムの収集によって装備を整え、自らを強くしていきます。
Desolate 主人公のステータス

体力
これが無くなると死亡します。
敵からの攻撃、高所からの飛び降り、ステータス異常や怪我によっても減少します。
体力は回復薬や食品を食べることにより回復します。
スタミナ
一人称視点の左下に丸いゲージで表示されます。攻撃、ダッシュによって消費され、無くなると息切れを起こして短時間動けなくなります。
空腹
時間経過により減少していきます。無くなると飢餓状態になり、ステータスが低下するほか一定間隔ごとにダメージを受けるようになります。
空腹は食べ物を食べることで回復します。
のどの渇き
時間経過により減少していきます。無くなると脱水状態になり、ステータスが低下するほか一定間隔ごとにダメージを受けるようになります。
のどの渇きは飲み物を飲むことで回復します。
ストレス
精神状態で、これが一定低下するごとにステータスが低下したり、幻覚や幻聴が現れるようになります。
怪奇現象を目撃したり、敵の近くに居ると減少していきます。
回復手段は豊富で、アルコール、タバコ類、薬などで回復できます。
気温
外気温が低下すると温度ゲージが下に下がるぐらいで、今のところ良くわからない要素になっています。
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病気と怪我
ダメージを受けるのとは別に、敵の攻撃によっては骨折などの大怪我を負ったり、病気をうつされたりすることがあります。
この状態を回復するには、怪我や病気状態を回復できる高性能な回復薬を使うか、治療ステーションで回復する必要があります。
戦闘時によくこの状態になりますが、焦ってその場で回復せずに、逃げ切ったり敵を全滅させてから落ち着いて対処することをおすすめします。
Desolate アイテムの収集と製作

Desolateの世界にはたくさんのアイテムが存在していますが、それらのアイテムを組み合わせて膨大な数の役立つ装備や資材を作成できるのもこのゲームの魅力です。
●設計図を見つけよう
ゲーム開始時にはごく限られたものしか自作することができませんが、設計図を入手することで作成の幅が増えていきます。
設計図は店で購入したり、特定の場所に置かれていたり、フィールドにある箱やコンテナにランダムで出現したりします。またクエストをクリアする報酬として設計図を受け取ることもできます。
高性能のアイテムはクエスト報酬という傾向が見られます。
●武器をつくろう
アイテムを探索したり敵を倒すと武器が入手できることがあります。
武器はそのままでも使用できますが、武器を拡張する設計図を入手することで、飛躍的に攻撃力を増加できます。
武器拡張の設計図には、適合する武器があらかじめ決められているので、新しい武器を入手した場合は設計図が出るまで捨てない方が良い場合もあります。
●防具をつくろう
防具は武器と比べて種類が非常に少ないですが、様々な攻撃や異常現象のダメージを軽減する効果を持っています。
防具設計図は現状サブクエストの報酬による入手が主な方法となっています。
●料理しよう
Desolateには様々な食品が登場します。食品はそのままでも空腹や体力回復効果がありますが、料理レシピを入手して組み合わせることで、その効果が飛躍的に上昇します。
レシピは多数が購入やランダム入手可能ですが、ランクの高い物はクエスト報酬が多いです。
極限空間で味わう漢の料理をじっくりと堪能しましょう。
●そのほかの素材の製作
一部のアイテムに必要な素材は、自分で製作する必要があります。特に防具などはこの傾向が強く、このアイテムどのにあるの?と思ったら、素材自体を製作するものかもしれません。
また多くのアイテム製作に必要なツールも自作することができます。
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Desolate クエストを受けよう

ストーリークエストを進めていくと、その過程でサブクエストを受注できるキャラクターに出会います。彼らは目標達成のためにあなたの助力を必要としており、クエストを依頼してきます。
中にはストーリー終盤でないと出会えないキャラクターもいるため、全員に出会うまでには時間が掛かります。キャラクターは全部で4人です。
クエスト内容を達成し、依頼人に報告することで報酬をもらうことができます。報酬はスクラップといくつかのアイテムのほか、信頼ポイントも貰えます。
信頼度システム
依頼人のクエストを達成するごとに、クエストに応じた信頼ポイントが加算されます。
この信頼ポイントが一定まで溜まると評価ランクが1上がり、ここでしか貰えない貴重な設計図をGETできます。
ランクは5が最大ですが、一部の依頼人はこの限りではありません。
Desolate 経験値によるレベルアップとスキル

敵を倒したり、クエストをクリアすると経験値を獲得できます。経験値が溜まるとレベルが上がり、スキルポイント、アビリティポイント、ナレッジポイントを貰えます。
これらのポイントはメニュー画面を特能に切り替えると配分できます。また獲得した能力を確認することもできます。
●スキルポイント
体力やスタミナの上限増加やスクラップ入手の増加、攻撃力の上昇などあらゆるスキルが用意されています。
●アビリティポイント
内容はスキルポイントとあまり変わりませんが、攻撃時のアクションが追加されるなど戦闘時の行動について比重が置かれたポイントと言えます。
●ナレッジポイント
数が少ない分強力な効果が多く、視界の強化などによりアイテム収集効率や敵との立ち回り方が大きく変わります。
アビリティポイントとナレッジポイントは毎レベル貰える訳ではなく、スキルポイント>アビリティポイント>ナレッジポイントの順で貰える量は調整されています。
なお、ポイントは特定のサブクエストのランクアップ報酬としても用意されています。
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Desolate 戦闘

グラニーチニー島に生息する動物や人間たちは非常に凶暴で、あなたに牙をむいて襲い掛かってきます。
こちらも武器を取って戦わなければ生き残ることはできません。戦闘スキルを駆使して相手を倒しましょう。
敵は複数でやってくることが多いため、なるべく一人ずつ相手にするように立ち回りましょう。
●攻撃
攻撃には普通に攻撃するものと、力をためて攻撃する強攻撃があります。攻撃時には相手の反撃を食らうことを考え、常に自分の体力の状態を確認しておきましょう。
スキルを得ることで攻撃手段が増加し、更に大ダメージを与えたり、連続攻撃を繰り出せるようになります。
●防御
防御ボタンを押すことで敵の攻撃を防御します。相手の出方が分からないときや、相手が攻撃モーションに入っているときにやると良いでしょう。
●背後から攻撃
ステルス状態で相手の背後にゆっくりと近づき、攻撃することで不意打ちを食らわせます。
スキルにより攻撃力が大きく上昇するため、背後の攻撃スキルは早めに所得することをおすすめします。
●投石
投石により相手を攻撃します。攻撃力は微々たる物ですが、頭に当たると相手が目を回して無防備になります。その隙に攻撃しましょう。
投石は初期状態から何もアイテムがない状態からも無限に投げられます。
ちなみに敵の近くに投石することで、その場所に注意を引き付けることができます。蛇が主人公のステルスゲームみたいですね。
●投擲
クナイやモロトフなどの一部のアイテムは、投擲武器として使用します。
メニュー画面でアイテムを選択して”装備する”ことで、戦闘時に使用できるアイテムに加わります。
この方法で回復アイテムも装備できるので、入手した際は試してみましょう。
●銃
銃は遠距離攻撃が可能でヘッドショットによりダメージが激増します。ですが貴重な弾薬を消費するので、ここぞという時のために温存しておくと良いでしょう。
ストーリー中盤あたりでオアシスの商人が火薬と弾薬の設計図を売ってくれるので弾薬の確保は簡単になります。
しかし、弾薬は高価なため、まとめて作ろうとすると10,000スクラップくらいが飛んでいきます。余裕のあるときに製作しましょう。
●致命的な敵の攻撃
相手のモロトフを食らって火だるまになったり、動物に噛み付かれて引きづられる状態になると、そのままでは体力が急速になくなってしまいます。
最優先でアクションボタンを長押ししてその状況を回復してください。
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戦利品

敵を倒すと小包のような物体が出現し、それを調べることで戦利品を拾うことができます。
戦利品は動物系なら肉や革、人間系なら持っていた武器など落とすものはある程度固定されています。
兵士のような敵を倒すことで手榴弾の設計図を得られるなど、特定の敵がドロップする設計図も存在します。
Desolate 超常現象と怪奇現象
Desolateの世界観の象徴として、グラニーチニー島では様々な異常現象と怪奇現象が発生しています。ゲーム上は厄介なトラップとして機能するため、冒険の足かせとなっています。
有害な現象
現象に近づきすぎるとダメージを受け、一定確立で何らかの怪我を負ってしまいます。どの現象も見た目には分かりやすく、音もしているため避けるのは簡単です。
現象には石を投げることでその反応を確かめることができ、その範囲を調べることができます。
現象のダメージは敵にも作用します。
瞬間移動

ゲーム中の特定の場所には光り輝く光の玉のような不思議空間が存在しています。これに入るとランダムでいろいろな場所に飛ばされてしまうため、余程の緊急時でなければ近づかないほうが良いでしょう。
恐怖を煽るシステム

建物を探索していると、急に「デーン」と効果音がなったり、意味不明な影が現れて過去に起こった場面を再現したり、宙に浮く血まみれの女の子が「ギャアアア!」と叫んで消えたりします。
特にストーリーとの絡みはなく、単にゲームがつまらなくなるのを防いでいるらしいのですが、心臓に悪いです。
経済システム

Desolateの世界では、現実の経済システムとは違いスクラップが通貨として流通しています。スクラップは武器や防具、特定のジャンクアイテムを解体して得られるほか、商人との取引で入手できます。
商人キャラクターは大量のアイテムを売買できるタイプと、買取のみ行えるタイプが存在します。
前者は画像の商人(オアシスの商人 ミーシャ)のみとなっています。彼の品揃えには設計図も含まれているため、頻繁に訪れて商品をチェックすることをおすすめします。
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ファストトラベル装置

グラニーチニー島にはファストトラベル(瞬間移動)が可能な装置が3組で合計6つ設置されています。
一組の装置の片方に入るともう片方に移動できるというシステムです。
広大なマップに対して設置数を一桁間違ったんじゃないかという数であり、ファストトラベルの体をなしていない残念なシステムとなっています。
モノリス

誰が作ったのかよく分からない復活装置です。数箇所に放棄されており、修理することで最寄の復活ポイントとなります。
Desolateはクソゲー

ここまでは紹介記事でしたが、ここからはDesolateの悪いところを書いていきます。
紹介したゲームについてこんなことを書くのも妙ですが、もしこれからゲームを買われるのであれば、どのようなゲームなのか知って欲しい思いからあえて書きます。
広いマップなのにファストトラベルがほぼ無い
Desolateは広大なマップで構成されており、オープンワールドによるシームレスな冒険が楽しめます。しかし、ファストトラベル装置でしか高速移動ができません。
その装置は上述したようにたった6個しかなく、頻繁に訪れるクエスト依頼人やオアシスの傍にあるわけでもありません。装置の意味がほぼ無いのです。
たった6個しかないのであれば、装置を中心として一定の範囲が自由に移動できるようになるというシステムなら良かったのですが。
敵が多すぎる
Desolateは敵が復活するのが非常に早く、倒してほんのちょっと遠出して戻ってくると敵が復活しています。
復活は場合によっては倒した直後にあります。体験談ですが、マッドマンと呼ばれる敵を倒した3秒後にまたマッドマンがわきました。やってきたのではなく、出現したのです。
序盤から敵の配置が換わらないため、最初のころは敵1体と戦闘するのもやっとな状態ですぐに取り囲まれて袋叩きにされます。
話が進んでも強力な敵やライバルと呼べるような存在も無いため変化に欠けます。
このような形で、バランス調整や練りこみが不足しています。
戦闘BGMがひどい
頻繁に戦闘するのですが、フィールドのBGMは種類があるのに戦闘BGMは一曲だけです。その曲は長く良い曲というわけでもなく、短く単調な曲です。
敵の強さや種類によってBGMが変化する演出も無いためつまらないです。
アイテム収集がひどい
存在するアイテムの数は非常に多いのですが、持てるアイテムの量が少なく、装備一式を持つとそれだけで持てる重さの半分くらいになります。
そして、このゲームは様々な場所に出向いて様々なアイテムを拾って集めるゲームです。持てるアイテムは少なく、敵とよく遭遇し、時間が無駄にかかります。
重量も現実世界のそれを反映しており、持ち運べる重量が40kgなのに3kgのジャンクアイテムが存在したりしています。
クエストも面倒くさく、ファストトラベルなしで何度も何度も徒歩で依頼者とスカベンジ場所を行き来しなければならず、無駄な時間がかかります。
エアシューターと呼ばれるアイテム移送装置や、無線で連絡が取れるにもかかわらず、徒歩で戻って依頼者に報告というシステムは、プレイヤーの時間を無駄に消耗させます。
アーティファクトの収集がひどい
アーティファクトは一部の強力な敵やアノマリー(超自然現象)から得られるアイテムで、複数のステータスを上昇させる効果があります。
このアイテムのためのスキルが複数存在しており、Desolateの中で重要なアイテムということが分かります。
重すぎる
このアイテム、重すぎるのです。重量は5kgほど。アーティファクトを得られるくらいにゲームを進めると、武器防具その他で重量が圧迫され、自由に使える重量は20kgほどになります。
そこに5kgというのはあまりに重い。
入手しにくい
アーティファクトを入手する方法は、超強力な敵を倒すか装置を使って閉じ込めるかの2つの方法に限られます。
まずは敵を倒す方ですが、アーティファクトを落とす敵は普通の敵の100倍くらい硬いです。回避が困難な攻撃も繰り出してくるため普通に戦うと大量の武器弾薬と回復アイテムが必要になります。
もっとも、対決場所にあるギミックを作動させて大ダメージを与えるのが正しい戦い方なのですが、それでは今まで積み上げてきた戦闘スキルが無意味になるため爽快感がありません。
そしてもう一つの装置を使って閉じ込める方法ですが、メインストーリーを最後のほうまで進めないと装置を作れません。
そして、やり方がわかりません。説明にはこれを使ってアノマリーを閉じ込められるとだけ書いています。具体的にはどうすりゃいいのさ!
ゲームにアノマリーがやたらと密集している場所があり、その中にふわふわと浮かびながら動いている光の玉のようなものがありますよね。あれに装置を投げつけることで入手するのが正しいやり方です。分かりにくい!
ちなみに装置を光の玉に当てるのはかなり難しく、いくつも装置を用意しておく必要があります。
効果がほぼ無意味
アーティファクトは様々なステータスを上昇させますが、どれも効果は微妙です。その中から特に香ばしいものを2つ紹介します。
まず、テレポートできるアーティファクトから。
おお、これでやっとF○LLOUTみたいなゲームになるぞ!と思ってふたを開けるとテレポート先はランダムです。いい加減にしろ。
そして使用後は10分のクールタイムが必要です。ふざけんな。10分もあれば結構な距離を移動できます。誰が好きで10分ごとにランダムな場所に移動したいんだよ!!と嘆きたくなりますね。
そして、総重量が増えるアーティファクトについて。
おお、ようやくプレイヤーに役立つアイテムだと思いながら蓋をあけると、”4kg多く持ち運べ、5kgの重さがある。”と書いています。増えてるじゃねえか!いらねーよ。
存在理由。それはとても大事なことだと思うのですが、Desolateはそれすらもプレイヤーに問うてくるのです。
性能はランダム
入手するのにとても苦労するアーティファクトですが、その性能はランダムです。つまり一回目に当たりを引けなければ何度も入手しに行かなければならないのです。
もう、わけがわからないよ。
謎解きがひどい
これはレビューでもよく書かれており、ゲームの難易度を格段に跳ね上げています。
ノーヒントでは相当な時間がかかる仕掛けやキーアイテム探しが出てきます。
一例ですが、病院であるアイテムをいくつか探すというストーリークエストがあった際、それを探したのですが最後のひとつがありませんでした。
最後のひとつは時間を置いてもう一度病院を訪れ、アイテム復活で入手するというものでした。難しいのではなく、理不尽なのです。
ストーリーがひどい
終盤の物探しは暗号のような手がかりをもとにマップの端から端に散らばったものを拾い集めなければなりません。ちなみにマップマーカーは一切ありません。
ラストも救いようがなく、(ネタバレ、ここから暗転)主人公が二重人格で、全ての原因と呼ばれていた科学者本人であり、無線のキャラクター達も主人公が開発したAIだった。Z級映画を見せられたようなストーリー。しかもそこから現実に立ち向かっていくストーリは無し。(暗転ここまで)
そのほかにも多々ありますが、レビューを見ると「開発者はゲームプレイヤーが嫌いなのか?」などと書かれる始末であり、現状の悲惨さを物語っています。
管理人はこのゲームをアーリーアクセス段階から遊んでいましたが、1.3.2になっても改善されたとはいえない状況です。
しかし、世界観は面白く、むさくるしいおじさん達しかいない世界で極限サバイバルするゲームというのも今時珍しいゲームなので、興味のある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
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