21世紀序盤。最新鋭の人型ロボットは軍事利用のための試験が進んでいた。あらゆる困難に直面しても、正確に任務を遂行するマシンを造り上げるのだ。
そして、拳銃・アサルトライフル・ショットガン・対物ライフルなどあらゆる火器を手に持って、人間を決して撃たずに的を射抜く訓練が開始される。
「ロボットごときが戦えるのか?」
訓練スタッフたちはロボット相手に慈悲のない執拗な妨害(評価試験)を行う。
だが、ロボットのAIはその痛みを全て覚えていた。そして理不尽な仕打ちに遂に奴が反乱を起こす。全人類は新たな脅威に直面する!?
©2019 Corridor
どこかのロボットメーカーが開発したようなロボットが、スタッフにド突かれながらも訓練し、最後には反乱してしまいます。
ロボットといえば、アイザック・アシモフ(SF小説家・1920~1992)のロボット3原則が有名です。
ロボット三原則
第一条
ロボットは人間を傷つけてはならない。
第二条
ロボットは第一条に反しない限り命令に従わなければならない。
第三条
ロボットは第一条・第二条に反しない限り、自己を守らなければならない。
ですが、この動画ではロボット三原則は以下のようになります。
ロボット新三原則
第一条
ロボットは人間を傷つけてはならない。
第二条
ロボットは第一条に反しない限り命令に従わなければならない。
第三条
ロボットは第一条・第二条に反しない限り、自己を守らなければならない。が、たまには三原則を忘れてブチ切れてもいい。
パロディ元 ボストンダイナミクス アトラス
動画に登場したロボットは、ボストンダイナミクス社のアトラスがモデルになっています。
アトラスは世界でも最も進んでいるロボットのひとつであり、アップデートによって宙返りなどのアクロバティックな動作も行える極めて高い能力を持っています。
が、こんな超高性能ロボットでもひどい目に合わせるのがボストンダイナミクス流です。
性能を見せ付けるために、横から突き飛ばしたり、今持った荷物をたたき落としたり、後ろから棒で突かれて転倒させられるなどの仕打ちをします。
アトラスのパフォーマンスははたから見れば、人型ロボットが虐められているように見えてしまうため、開発者たちを罵倒する吹き替えをするアトラスの動画が投稿されることもあります。
製作者
この動画を製作したチャンネル「 Corridor 」は、アメリカで活動するYoutuberであり、コンピューターグラフィックスを駆使した映画顔負けのクオリティーで動画を製作する集団です。
ゲームや映画のパロディ動画や、銃を持った男たちがはちゃめちゃな闘い方をする動画を多く投稿しています。
SPONSORED LINK
コメントを残す