古い機械というものは、修理する部分がたくさん出てきます。そんな機械に欠かせないのが修理係のオヤジ達です。彼らは過酷な作業をものともせずに作業をこなす愛すべき人たちです。今回はオヤジ達が煙まみれになりながら、旧式トラクターと格闘する様子をご紹介しようと思います。
SPONSORED LINK
トラクター修理 の様子
Lanz Bulldog D 9506 Part 1 – 1st start after 40 years ©2013 ClassicTractor
アップロード主のチャンネルはこちら
■0:00
字幕による説明。最後に使ってから40年が経っているというなかなかの強者のようです。そして、エンジン始動の前にはシリンダーヘッドを600℃まで加熱しなければならないようです。
■0:15
バーナーでシリンダーヘッドが加熱されています。修理しているトラクターは旧式の焼き玉エンジンを使っていますね。
■2:00
シリンダーヘッドが十分に加熱され、いよいよエンジンスタートです。はずみ車を回してエンジンを掛けていますね。
■2:30
エンジンが掛かりましたが回転が不安定で、火花が出るなど上手くいっていない様子です。この後すぐに止まってしまいます。
■7:40
何度もエンジンを掛け直しますが、安定してくれません。光を当てて見ても分からない様子。
■10:05
ここで、ラジエーターのパーツが不足していることが原因であると字幕が出ます。
■11:40
間に合わせとして、類似機種の排気パイプを取り付けるとのこと。
■12:36
どうやらエンジン回転が安定してきた様子。一安心できそうです。
■13:21
ずいぶんと良くなったが、まだまだ微調整が必要とのこと。
■13:35
仲良くフロントパーツに手を当てる仲良し中年2人。素手で触ってます。熱くないんでしょうか?
■14:10
「今日はもうここまで。」という感じにサインを出すオヤジ。先は長そうです。
Lanz Bulldog D 9506 Part 2 – 2nd restoration works
■0:00
さあ第二ラウンドの開始です。前回からかなり時間が掛かってしまったことや、燃料タンクや排気パイプなどの取り付けに時間を追われたとのことが書かれています。
■0:16
相変わらずバーナーでシリンダーヘッドが加熱されています。部品が追加され、随分とトラクターらしい外観になりました。おまけに犬が後ろの入り口からこちらを覗いています。
■0:58
エンジン始動のためにはずみ車を回します。回した音で犬が少し驚いています。
■3:06
エンジンを掛けたまま昼飯を食べたとのこと。今までの調整の甲斐あって、エンジン回転が安定したようですね。
■4:30
長時間作業所に居ることはやめるとのこと。言われて見れば作業中の場所はあまり通気性が良くなさそうですね。
■5:44
映像はここまで。ここからは、車両部品のシリアルナンバーについて書かれています。
動画のパート3では、トラクターに乗って道路を駆けるオヤジ達の勇姿を見ることができます。YOUTUBEチャンネルでは、完成して納車するまでの流れがアップされているので是非見てあげてください。
今回修理していた トラクター

動画で修理されていたのは、非常に古いD9506というトラクターです。
D9506はドイツのHeinrich Lanz AG社が製造したトラクターです。
人気車種であり、ドイツ製トラクターの顔として人々に親しまれました。長い年月をかけて220,000台が製造され、各国で類似製品も多数製造されています。
全幅:1792 mm
全高:2185 mm
重量:3950 mm
エンジン出力:37 馬力(28 kw)
最高速度:16.7 km/h
製造開始:1934年
出典:Wikipedia
コメントを残す