クセの強いキャラクリで悪魔を討て 「 ダイス・ギャンビット 」

今回は癖の強いビジュアルとターン制ストラテジー要素が融合したユニークなゲーム「ダイス・ギャンビット」を紹介します。

目次

ストーリー

御三家と呼ばれる有力者たちによって支配される偉大な街「ネオタリス」。

法を支配するアディシア家。

メディアを支配し民心を操るメドス家。

科学力で人々の便益に取り入り、生活を支配するノヴァ家。

そしてこれらの有力者であっても手を焼く存在が、クロマと呼ばれる悪鬼たちだった。

クロマは謎の疫病により人間が変質してしまったもので、その発生は太古の昔から今まで続いている。

今やネオタリスはクロマが溢れ、人々は迫りくる恐怖におびえる危険地帯と化していた。

だがしかし、そんな危険な街ネオタリスにバイクで向かう者が一人いた。

父が死んだという知らせと、自分は貴族の末裔であり父から跡を継ぐべきとの知らせを同時に受け、驚きを隠せないあなた。

どうやらあなたは審問官と呼ばれるクロマに対抗可能な血筋の人間であり、祖先たちは遥か昔からクロマと戦い続けてきたようだ。あと、ついでに親父殿は自分に期待してないらしい。

物思いにふけっていたその時、目の前に怪物が現れて道をふさぎ、とっさに避けたはいいものの、乗ってきたバイクは壊れてしまった。

よくも私のバイクを!!と怒る暇もなく、クロマたちはあなたに向かって牙をむいて襲い掛かる。

果たして、あなたは親父殿の地位を継ぎ、審問官としての職務を全うすることができるのだろうか?

キャラメイク


このゲームのキャラメイクは一風変わっており、ふざけた感じで癖がありながらも魅力的な要素を持ったキャラを作ることができます。

キャラクターは喜怒哀楽のほか、イベントシーンや戦闘などで様々な表情を見せます。またキャラメイク時でも表情を確認できます。

以下にざっくりと作ったキャラを紹介します。

男性キャラクター

指揮官

チョイ悪オヤジ

ジェントルマン

シーフ

魔術師

バーサーカー

冒険者

パーティー野郎

女性キャラクター

剣士(真面目)

剣士(不真面目)

秒で悪魔(クロマ)に退治されそうな剣士

ネクロマンサー

挙動不審

目つき悪い系

目つき悪い系 その2

ネコ

悪魔系

全てのキャラは、いつでもキャラメイクをやり直せます。

審問官と愉快な有力者たち


審問官一族の長であるあなたは多忙です。有力者たちと関係を築き、有益な支援を引き出して一族を繁栄させなければなりません。

ステッキという名の執事もおりますが、彼は頼りないので、自分で計画を立てて有力者たちから支援をアンロックしていきましょう。

家族上限上昇は遠征メンバーをローテーションさせることが出来るようになるので、メリットが大きいといえます。

またアカデミー講義開講も戦闘時に有利に立ち回れる点で恩恵が大きいです。

関係構築はマップで有力者の顔アイコンのある戦闘をクリアしていくのが手っ取り早いです。

ステッキ・フォルゴーレ


審問官一族の執事として付き従う男。

終始活発で、間抜けでお調子者のような面がある一方、何か腹に一物抱えてそうな掴みどころのない印象。

長年執事をやっているらしく、審問官の身の回りの世話やアドバイス、基礎的な戦闘技術について教えてくれる。

だがあくまで基礎までで、踏み込んだことまでは教えてくれない。

執務や人脈構築が得意な一方、クロマのような悪霊・悪魔の類にはめっぽう弱く、慌てて逃げ出してしまう。

また権力者の眼光にも弱い。

「ひゃあクロマが現れた・・・あれ?審問官殿でしたか。てっきりやられたかと。」

シルヴィア・アディシア


アディシア家のバーサーカー女。一番最初に遭遇するキャラで、街中でナイフを投げまくっている。

法は法でも裏社会の法を担当している。

初登場時に少女と呼ばれていたことから相当若いらしいが、すでにギャングの頭目の地位にいる。どうやら財力と腕っぷしでギャングの頭目に上り詰めた模様。

初対面でもテンションが高く、会話するときの喜怒哀楽が激しい。

戦闘時には敵の集団に突っ込んではナイフを投げているが、よく見ると楽しそうにこちらにナイフを投げてくることも。

クロマ退治の遊び相手が増えたことを喜んでいるようだ。

ステッキのことは虫のように思っているらしい。

「おいまた会ったな!ちびっ子騎士!」

オーレリア・アディシア

やたらとトゲトゲした鎧を身に着けた女性で、ネオタリス市警長官を務め、地区全体の治安維持を担当している。

地位が地位なので、ギャングの妹との関係は当然よくない。ステッキは彼女を恐れて隠れる。

市警というので警察なのかと思いきや、軍隊のような命令形式で任務を伝えてくる。また審問官のことを指揮官と呼んでくる。

ただ、話していると割と市民のことを心配しているので、そこそこ真面目に警察の仕事もしてるらしい。

偉そうな態度と威圧感は一級品だが、現場での指揮はどこか間抜けでバカっぽい。

こんなのは叩けば治るんだよ!的な感じのタイプで機械の扱いにも疎い。

「問題はあるが・・・まぁ何とかなるだろう。期待しているぞ!指揮官!」

ヴィクトリン・メドス

メドス家の送り出したスーパーギガンティックスターアイドル。

上品なお嬢様口調で第一印象がよく、各地で彼女の看板が立てかけられている。

非常に難解な専門用語のような商品名を噛まずに伝えたり、現場スタッフに撮影に関するあらゆる指示を詳細に命令することから、見た目とは裏腹に相当な訓練と修羅場をくぐってきたことが分かる。

表情筋を力技でねじ伏せたような顔や、時折獣のような目つきになることから、普段から感情を押し殺しているらしい。

自身でプロデュースしたコンテンツ内で自社製品を宣伝し、かわいい配達ロボを使って配達している。

配達ロボはクロマが近づくとおびえた顔を表示して動けなくなるが、彼女は「そんなときは蹴り飛ばしてくださいまし!」と圧をかける。

「アヒャヒャ!笑かすなよ・・・・・・あら私としたことが。」

アレクセイ・ノヴァ


新興の技術屋一族で、画期的な装置を次々に開発しているノヴァ家の家長。ステッキは彼と目が合うと動けなくなるらしい。

街にアレクセイタワーと呼ばれるビルを構える。当然ながら彼の居所は専用エレベーターでしか行けない最上階。

初登場時からあまりにも人を見下しすぎて、第一印象は最悪。でも本人は全く気にも留めない。

あまりにも金持ちすぎて、暇を持て余している経営者といった感じ。

他人を不快にする発言を連発する、無神経で攻撃的で尊大な性格。当然身内に対してもシャレにならないような悪戯を仕掛けている。

性格に問題があるが、彼も実用的な発明を生み出した技術屋であることは確かなようで、審問官もあまり口答えできない。

ヴィクトリンが使う可愛らしい運搬ロボも彼の設計なのだろうか?

「俺に気があるの?じゃ靴でも舐めてくんない。」

ヴェッティウス・ノヴァ

ノヴァ家の研究主任で、先進的な装置の研究と開発に携わる。特に化学に強いらしい。

審問官の屋敷にある高度な装置は彼が生み出したものだろう。

アレクセイと違って神経質で、気弱で、常に気を使っている性格。ただし研究者としての能力は高い。熱中すると周りが見えなくなることもしばしば。

話を聞いていると、興味・好奇心が周りの安全と倫理感を置き去りにすることもあり、アレクセイとは別の危なっかしさがある。

よくよく見ると体の色々なところを機械に置き換えており、結構サイバーパンクしている。

「大変お騒がせして申し訳ありません。つい研究に没頭してしまって。」

審問官のお仕事

クロマが蔓延した都市には当然問題が発生しています。

それらの問題は大勢の人々に影響を与えており、その問題の解決に審問官の力が必要というわけです。

章開始時に有力者から伝えられる任務は責任重大で、逃れることはできません。

しかし、その任務には準備期間が与えられています。

その準備期間のうちにしっかりと一族の地盤を整え、遠征して経験値を得て、一族をどんどん強くしていなければなりません。

そして力をつけ、期限までに大役の仕事を成し遂げるのです。

準備パート


新たな家族の一員を迎えて一族をより大きくしたり、疲労したメンバーを休息させたり、メンバーにアカデミーを受講させて新たなスキルを獲得したりできます。

どの行動にも手数料としてお金がかかるので注意しましょう。

また、それとは別に先代が遺した膨大な借金があり、毎週使い切らなかったお金は返済に充てられます。

借金は審問官として名が売れた後で考えればいいらしいので、ステッキの助言通り今手元にある分は家族の育成のため使い切ってしまうことをお奨めします。

ネオタリスの地図を開き、遠征することのできる場所を選択してください。逆に一族全員で休暇をとることもできます。遠征か休暇すると1ターン経過します。

ですがこのゲームは自由活動できるターンが限られているため、なるべく遠征してメンバーを貪欲に成長させることをお奨めします。

どこに向かうか決まったら、遠征メンバーを引き連れて現場に向かいましょう。

作戦パート


さあ仕事の始まりです。遠征で選んだマップはマス目で構成されており、マス目によってイベントが起こったり、戦闘したりします。

マス目をひとつ進むごとに、活動単位であるエネルギーを1消費します。

エネルギーが無くなっても進めますが、進むごとにスタミナを消費するようになります。スタミナは減るとキャラの能力がダウンするので、ボス戦で不利になります。

どのように進むかは自由ですが、ボス戦闘マスのクリアは遠征成功の必須条件です。

マップは以下のマスで構成されます。

●イベントマス

何かしらのイベントが起こります。内容はさまざまですが、効果の小さいバフのようなものの割合が大きいです。

●報酬マス

ゴールドを獲得します。

●エネルギーマス

エネルギーを2獲得します。

●監視カメラマス

今回の遠征マップのマス目をすべて明らかにします。

●回復マス

キャラ一人の体力を少量回復できます。

●戦闘マス

審問官として地域に出現しているクロマと戦います。戦闘に勝利すると経験値を獲得できます。

●支援要請マス

有力者たちからの支援要請です。基本的に戦闘マスと同じですが、有力者により勝利条件が異なっています。

勝利することで、経験値だけでなく有力者との関係が大きく進展します。

●ボス戦闘マス

遠征地区をクロマで溢れさせた原因であるポータルを閉じるためのボス戦です。

ボス以外の敵は倒してもポータルから次々に現れるので、ボスのみを狙った迅速な戦闘を行いましょう。

戦闘パート

戦闘マスを選択した場合、クロマと戦う戦闘パートが始まります。

ちょっとふざけた見た目の一族ですが、戦いのときは鎧を着こんで鬼のように戦います。

キャラとクロマにはイニシアティブと呼ばれる素早さのようなパラメーターがあり、画面左の上下に並んだ順番で行動していきます。

そして画面右にあるのが、このゲームの独特なシステムであるダイスシステムになります。

各キャラはダイスを振り、出た目によって行動が決定されます。これは出たダイスの目は行動力そのものであり、実際に移動したり攻撃したり防御することで行動力コストを消費してそのターンの一手を決定するのです。

強力な行動であるスキルは、複数のダイスの目を使用します。

敵を全滅させるか目標を達成するとクリアです。

審問官一族を指揮し、戦闘に勝利しましょう。


戦闘後のリザルト画面では経験値を得たキャラがレベルアップします。レベルアップするとHPが上昇するほか、受けたアカデミー講義内容から、戦闘スキルやパッシブスキルを選択できます。

基本的には以上のように3パートを繰り返して一族を強くしていきます。

ターンが限られている分育成が結構シビアなので、火力特化、守備特化、補助など、うまく組み合わせる必要があるでしょう。

それではごきげんよう。審問官。

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