Phantom Brigade ウォーカー
胴体、両腕、足で構成される人型兵器で、このゲームの顔と言える存在です。
エルブルス
数十年前から使用され続けている作業用ウォーカー。堅牢な構造で、戦闘用としても十分通用する機体で、頭でっかちでパイプフレームを組み込んだ産業的なデザイン。
頑丈さは伊達ではなく、装甲の厚みは平均以上を誇るので、下手な軍用ウォーカーより強い。
しかし、堅牢さの反面かなり重く放熱性も低め。機動性を確保しようとすると高出力リアクターによるオーバーヒートも重なり、機動性と熱暴走のジレンマに陥りやすい。
戦闘もできるが、専用ではないといったバランス特性と言える。
ただ、パーツにモジュールが2つ取り付けられる優れた機能があり、組み合わせることでどんな状況でも対応できる機体構成に仕上げられる。
ゲームが進むと役立つモジュールが増えていくので、終盤まで使っていける機体になる。
不得意な戦闘を器用さでカバーする職人魂を持ったウォーカー。それがエルブルスである。
アロー 1L
アローシリーズはバリア装甲を積極的に使用し、長期戦における継戦能力の維持を図っている。それでいて簡略化されており、生産コストに優れるため軍隊で広く使われる機体である。
アローシリーズのL仕様。徹底的に軽くするため、細長い手足をしている。
軽量であるが、装甲が薄すぎる。バリア装甲の恩恵を考えてもこれはないだろう。
少数精鋭のゲリラ部隊を指揮するファントムブリゲードでは、コストの概念は関係なく、一機一機の質が重要。
量産型のやられメカを活躍させるには厳しすぎる戦場が待ち受ける。
アロー 2M
アローシリーズのM仕様。
クラスが上がったが、性能はほとんど変わっていない。
安いので敵はガンガン出してくる。
自軍では、この機体より高性能なウォーカーに乗ることを考えよう。
アロー 3H
アローシリーズのH仕様。
重くなったが、バリア装甲が大幅に増えて多少の撃ち合いには耐えられるようになった。
ただしHクラスでヒットアンドアウェイはあまりよくないので、中途半端な機体になるだろう。
より高性能なウォーカーが手に入るまでのつなぎとして考えよう。
ノックス 1L
ノックスシリーズはアローシリーズに比べバリアが無いものの、装甲の耐久力の高さでこれを補っている。
ノックスシリーズのLクラス仕様。
Lクラスなので脆いかと思いきや、軽くて装甲は結構頑丈である。
正面火力を張り続けるのは厳しいが、機動的な戦闘なら実用に耐える性能といえる。
軽さは魅力なので、機動性確保のパーツとしてストックしておきたい。
ノックス 2M
ノックスシリーズのMクラス仕様。
重量と放熱性のバランスがよく、耐久力もそこそこのため非常に扱いやすい。
中盤まではこの機体で十分通用する。それ以降も無難にやれば戦い抜けるポテンシャルは持ち合わせている。
ノックス 3H
ノックスシリーズのHクラス仕様。
耐久力がさらに増したが、重量も増えたため機体構成の自由度は低下している。
足が遅くなるのでブースター機動で移動力を補うことが多くなるだろう。
Hクラス機体はより高性能の機体が存在するため、あまり長く使おうとは思わない。
頑丈だがコンカッション武器には注意しよう。
ベイン
手足が細長く、スマートな印象の機体。
実験的な装甲を採用しているらしく、バリアである程度までダメージを緩和できる。このため遠距離からの機動的な撃ち合いにマッチした機体と言える。
敵としてもよく登場し、専ら空爆無線を積んだスナイパーといういやらしい戦い方をしてくる。
耐久力は低いが軽いので、正面から撃ち合うのではなく機動力を活かした運用か、スナイパーとして運用すると良いだろう。
ちなみにホームガードはこの手の機体が好きなのか、よく使用している。
ツバサ
ゲームの顔として印象に残る機体で、いろんなところが飛び出ているライトクラスウォーカー。
高速戦闘が得意であり装甲の大部分をバリアに頼るという癖のある特性をしている。
だが何よりも問題なのが、スナイパーライフルが命中すると一撃で昇天する可能性がある最低クラスの貧弱な装甲である。
アサルトライフルの一撃も恐ろしく、位置取りには非常に気をつかう。突撃が得意な敵が使うとあっという間に倒せるので、その脆さが分かる。
一応バリアの恩恵で撃破寸前まで追い詰められても、大部分を回復できる。しかし、バリア回復までの2秒弱は流れ弾一発すら許されず、過熱ダメージもバリア回復を阻害する。
つまり、常に回避行動をとりながら、かすり傷以外の攻撃は喰らってはならない機体なのである。
パイロット共々翼が生えてあの世に行きそうな機体では、入手しても万年倉庫の置物と化すだろう。ホームガードからも評判が悪く、使われていない。最初から使いこなすのは難しいだろう。
ブラックバード
直線的な装甲で構成されたデザインのノーマルクラスウォーカー。
バリア量が若干多めで多少の被弾は回復するが、前衛を務めるには耐久力が不足している。
中距離以上の距離から高火力武器でダメージを与える運用が無難だろうか。
重火器は基本的に止まってから撃つ必要があるため、敵スナイパーの攻撃には注意しよう。
アスガルド
高い耐久力と重い重量という見た目通りの性能を持ったヘビークラスウォーカー。多少の被弾を無視して火力を維持する運用に向いている。
モジュールスロットは攻撃モジュールになっており、熱管理を行いやすい。そのため発熱が大きい武器をオーバーヒートさせずに撃ったり、短時間で多めに攻撃行動をとることができる。反面冷却時間の長さによる隙には気を付けよう。
防御モジュールがないため装甲の底上げができないが、素の耐久力が高いので問題ない。パークでプレートがついたものは末永く大事に使ってあげよう。
リアクターは高出力型が望ましいが、それ以外は総じて扱いやすい機体と言えるだろう。
ヘルゲ
各要素が平均以上のレベルでまとまっているが、これといった特長のないヘビークラスウォーカー。例えるなら頑丈になったアローという感じだろうか。
若干のバリアがあるものの、下記のビダールはおろかアスガルドよりも装甲が薄いのが致命的で、攻撃モジュールも用意されていない。
防御モジュールで装甲レベルを上げれるが、ただでさえ重いのにさらに重くなり機動性が犠牲になってしまう。一応脚部は機動モジュールを付けられるが、それでも鈍足には変わりない。
アスガルドの特性を引き継げばそれなりに使えたと思うのだが、器用貧乏な機体は活躍しにくいので残念である。
デザインはイケてると思うのだが、今いちパッとしない機体である。
ビダール
やや華奢な印象だが、最高クラスの耐久力を発揮する前衛向けのヘビークラスウォーカー。放熱性も高めであるためこの機体がそろえば前線を維持できる。
頑丈な反面重量があるため、フルセットで機体を組むと鈍足な機体構成になりがち。またモジュールスロットは全て防御モジュールになっているので構成の幅も小さめ。修理速度が遅いのも弱点。
機動性を維持するには熱ダメージ必須の高出力リアクターか発熱大のブースターが必要になるが、熱ダメージは頑丈さでカバーできる。また素の耐久性が高いのであえて脆くなる軽量プレートを積極的に使う手もある。
パーツ単品でボディや右腕のみといった重要箇所だけでも、組み込むことで生存率が大きく上がる。
ただし、いくら頑丈でもコンカッション武器のダメージは防げないので無理な突撃は禁物。逆に敵がこの機体で出てきたら、コンカッション武器で敵パイロットを黙らせよう。
敵では実験部隊などの高度なメカを配備した部隊が使用してくる。
Phantom Brigade その他のメカ
ウォーカー以外の兵器です。
旧世代の陸戦兵器だけでなく、新たな技術を応用した新世代の兵器や規格外の兵器が含まれています。
戦車
ロボットが活躍する作品では必ずやられ役として登場するが、このゲームでもその例外にもれずあまり強い兵器ではない。
現実世界に存在する戦車砲を持ったタイプと、新たに開発されたアダプター砲塔を持ったタイプ、対空砲で弾幕を張ってくるタイプがある。
アダプター砲塔型はウォーカーの装備を流用できるようにしたもので、旧式兵器が生き残りの悪あがきをしているようにも見えるが、状況によっては厄介なときもある。
ウォーカーよりも装甲が薄く、さらに移動速度も遅い。そのため圧倒的性能のウォーカーをサポートする存在といえる。
車体とタレットのいずれかの破壊で爆散するため、ダメコン性能でもウォーカーより弱い。
ハイブリッド戦車
ウォーカーの技術を応用した新世代の戦闘車両。
戦車よりも大きな図体を持ち、変形式のキャタピラを制御することで従来の戦車よりも高い走破性を実現した。
アダプター砲塔を標準装備し、ウォーカーに匹敵する移動力を持つ。その上バリア機能が付いた装甲もウォーカーとそん色ないレベルに引き上げられている。
警戒するべきは機動性を活かした敵ウォーカーとの連携であり、気が付くと包囲されていることも。
戦車より厄介だが、車体とタレットのいずれかの破壊で爆散する点は戦車と同じ。
砲台
重要な施設に配置されている無人砲台。
一定間隔で周囲をスキャンし、敵がいれば攻撃するトラップ的な運用をされている。
スキャンを避けて近づくと大した存在ではないと思えるが、装備された武器のダメージが高いので、うっかり見つかると大きなダメージを喰らうことも。
装甲も厚いので倒すには火力が必要。
弱点として砲台に電源供給する建物を破壊することで、安全に倒すことが出来る。が、この電源もミッションによってあるものと無いものがあり、一定してない。
電源がなければスルーするか、素直に破壊しよう。もし砲台が建物の上にあるなら、より脆い建物を破壊して倒すこともできる。
機動プラットフォーム
侵攻軍が使用する、地区の最終防衛ラインとして立ちはだかる超攻撃型機動プラットフォーム。
規格外の出力と大きさを持ち、本来は軍艦に搭載される兵器を転用して使用している。弱点を上げるとするなら小回りが利かないことぐらいだろうか。
ウォーカーよりも古い世代の設計思想と推測されるが、その巨体の防御力と満載された火力は圧倒的で、ウォーカーの小隊であっても倒すには大きな犠牲をともなう。
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