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Youtube がどんどん身近なものになっていますね。息抜きに動物や乗り物などの動画で楽しまれる方も多いのではないでしょうか。ですがこれからの世の中は、情報に対してただ受身になるだけではなく、正しい目を持つことも大事なことです。そこで今回は、Youtubeに存在している” 違法動画の見分け方 “を紹介しようと思います。
1.他者コンテンツの寄せ集め動画
「○○の面白動画ベストテン」などのランキング動画がYoutube上に沢山アップロードされています。しかし、ランキング動画は高確率で無断転載である可能性が高いです。
これらは、他人の動画を無断で集め、編集して自分の動画としてアップロードしたものです。
この寄せ集め動画の特徴を見ていきましょう。
登場人物や場面がバラバラ
動画に出てくる人物や場所が、いきなり変わっていることはありませんか?登場人物が同じ人ではなかったり、国などが変わっていると、その動画は「寄せ集め動画」です。
もちろん違法です。
動画の品質がバラバラ
動画の場面が変わったときに、解像度がガラッと変わっていないでしょうか?
前の場面では720Pくらいの高画質だったのに、次の場面では240Pくらいの低画質に変わっていたりすると、違法転載の「寄せ集め動画」です。
普通なら、撮影時の動画の品質をバラバラにすることはありません。
また、場面が変わるときにワイド画面からスマホの縦長画面にいきなり変わっているのも寄せ集め動画の特徴といえるでしょう。
アップロード動画が寄せ集め動画ばかり
アップロード動画が違法転載の寄せ集め動画ばかりであれば、そのチャンネルを運営しているのはかなり悪質な人物でしょう。しかし、そのようなチャンネルは意外と多いのが現状です。
違法転載する人は、ある程度視聴数を稼げることが分かると、寄せ集め動画ばかりをアップロードし始めます。
動画撮影を一切せず、Youtubeの動画を転載してアップロードする。さらに別の人がそれを転載し、転載動画だらけになるという悪循環が続いています。
アップロード者が違っているのに内容が同じ動画を見たという人も多いと思います。
それは、この転載動画をアップロードする人があとを絶たないからなのです。
2.アップロード者の国と動画の言葉が違う
チャンネルではしっかりした日本語で説明しているのに、動画に出てくる人は外国語を話している動画ばかりをアップしているものを見たことがありませんか? あれも違法転載です。
普通に考えれば、日本に居て外国の様子が登場する動画を作り続けるのは非常に困難なことですよね。
アップロード者の国と動画に出てくる国や人々が違っていたりするのは要注意です。
3.転載元のチャンネルロゴが残っている
動画の中に、アップロード者とは無関係のチャンネルロゴが入っていたり、モザイクやぼかしが入った加工を施した動画は、確実に違法動画といえます。
ロゴが入っていると、自分の動画だとアピールすることになり、無断転載されたときの証拠になってくれる訳です。
そのロゴを加工してまで転載するとは、なかなかの強者ですね。[the_ad id=”4424″]
Youtube の問題点
これらの違法動画には困った問題が二つあります。一つ目は、違法動画がオリジナルよりも面白い場合があるということです。
オリジナル動画は無駄に長かったり、要所以外は面白みが無いことも多いです。それに比べ、良い部分のみを切り取って視ることができる動画は、ついつい見入ってしまう困った動画でもあります。
二つ目は、Youtubeの判断が公平ではないということです。
違法動画チャンネルの中には、チャンネル登録が50万人を超えているものや、確認済みのマークが付いているものさえあります。
確認済みマークが付くと、担当者が付いたり、銀のプレートがもらえたりするなどの特典が得られます。
違法な動画チャンネルにもそのような特典を与えるのであれば、Youtubeは一体何を基準にして動画の価値を決めているのか分からなくなります。
このままでは視聴数を稼げれば、何をしても良い無法地帯と化してしまうでしょう。
おわりに
その瞬間、その場に居た人にしか撮影することの出来なかった動画というものは価値があり、オリジナルを生み出した人は、正当な対価を得るべきです。
無断で動画を使われ、自分よりもはるかに少ない苦労だけで、自分がアップロードしたよりも何倍も視聴数と広告収入を得られているだなんて、辛すぎますよね。
それではまた。
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