最近アドセンス(Adsense)に福島県に関連した詐欺広告が出てくるようになったため、注意喚起するためにこの記事を上げることにしました。
Adsenseの詐欺広告の特徴
危険な詐欺広告には以下のような特徴があります。
・取ってつけたようなチープな広告デザイン
・広告レイアウトが似通っている
・無駄に危機感を煽る単語を使う
・よくよく見ると日本語が変
・やたらと福島を辱めようとする
この広告をクリックすると、画面いっぱいに「ウイルスに感染しました」などの嘘の表示が広がり、ワクチンソフトを購入しろだとか、さらに危険なサイトへのリンクを紹介されます。
そのままの状態では危険なので、そのサイトを離れるためにブラウザを閉じましょう。
これが詐欺広告だ
それでは詐欺広告の具体的な内容を見ていきましょう。
↑変な写真に強めの言葉を詰め込んだよくあるパターンです。
↑これも危機感を煽る単語を並べて注意を惹く意図がありますね。
↑同じ画像で言葉だけ変えた手抜きバージョンもたくさんあります。
↑手抜き、手抜き、また手抜き。ただの海辺の画像だし、本当にひどい。
↑どうしても福島の評価を下げたいようです。それにしても、「汚れた水」を泥水で表現するとは発想が貧弱な画像ですね。
↑福島”島”って何なんでしょうね?福島という地名と島(Island)の翻訳がぐちゃぐちゃになり、致命的な表現になってしまいました。しかも「ファイヤーショー」だなんて。日本人ならこんな表現はしません。
日本人が見ると単語一つで致命傷になるということが分からないようです。つまりこの広告の出所は日本でないことが分かります。
↑どこにも存在しない架空の福島島で、今夜も異常事態が多発しているようです。ここまでくると笑わそうとしているようにしか思えません。
↑本当に不可解な現象が起こっているとなると、大きなニュースになっているのが常識です。それなのに、こんなしょうもない広告を連発しています。
↑だから!空が光って社会が混乱してたらニュースになってるし、悠長にインターネットしてる場合じゃないでしょ。
↑だから・・・。もう次はゴジラでも出したほうがいいと思います。
このような薄汚い広告を配信している輩は、「汚染は危険だ!」などと声高らかに叫んでおいて、自分たちは汚染サイトにアクセスさせようとする悪魔であることが分かります。
現在処理水を海洋放出していることを考えると、しばらくはこの手の広告が出てくることが予想されます。と書きたいのですが、政府の計画では最長で2050年まで海洋放出するようになっています。
そのため、非常に長い期間この広告が出てくる可能性もあります。お気を付けください。それでは。
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