次回作の「救国のスネジンカ」好評発売中です!
溶鉄のマルフーシャ ストーリー
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国家カゾルミア。
優れた工業力を持ったこの国は軍事国家の一面を持ち、隣国と戦争状態にあった。
カゾルミアに住む主人公のマルフーシャはパン屋で働く普通の少女で、妹のスネジンカと一緒に暮らしていた。
そんな彼女に、突然国から徴兵召集が掛かる。
「国家の要所である門を護るために、戦え。」
絶対に拒否することができない令状を手にしたマルフーシャは、妹に必ず帰ると約束して戦いに赴く。
銃を手にした少女に襲い掛かるのは無数の無人兵器。そして護るにはあまりにも大きすぎる門。
マルフーシャはこの地獄で生き残ることができるのだろうか。
撃て!撃て!撃ちまくれ!!
” 溶鉄のマルフーシャ “には2つのゲームモードがあり、マルフーシャを操作して戦うストーリーモードと、後述するサバイバルモードがあります。
ゲームでやることは単純で、門の耐久力がゼロにならないように向かってくる敵を殲滅するのがルールです。
門の耐久力がゼロになってしまった場合任務は失敗し、リトライとなります。
門は耐久力の度合いが横長のバーとして画面の上に表示されます。耐久力が半分以上残っている場合は緑色で、特に修理は必要ありません。
半分以下になると黄色になり、続いて赤色となります。この状態になると修理費が請求されるので注意しましょう。
銃弾の費用は請求されないため、いかに火力を張れるかが重要です。結論としては撃ちまくればOKです。
倒れるまで敵と戦うサバイバルモード
基本的にはストーリーモードと同じですが、マルフーシャ以外のキャラクターを選択できるようになります。
日数が増えるごとに敵の戦力が強化されていくため、生き残った日数を競うモードになっています。
クリアした日数ごとに装備やシステムが解禁され、さらなる記録に挑戦しやすくなります。
パラメータ
キャラクターの能力を表すパラメータで、後述するカードや他の要素で強化できます。
攻撃力
一発の攻撃力です。単純に高ければよいので最初から上げておきましょう。
連射力
撃ちつくすまでの連射力が早くなるので回転率が上がります。攻撃力と同時に最初から上げておきましょう。
マガジン容量
装弾数が上がってリロードまで多くの弾を撃てます。できれば最初から上げておきましょう。
リロード速度
リロード速度が上がって隙が少なくなり、回転率が上がります。
集弾性
弾のバラけが少なくなります。多数の敵を処理するゲーム性のため、それほど重要ではないです。
弾速
弾丸速度が上がって弾が早く敵に当たります。長距離から撃つようなゲームではないのでそれほど重要ではないです。
カードで戦力を強化せよ
敵を殲滅すると給料が支給され、その給料から装備品を購入します。
装備品はカードで表記され、さまざまな効果が発揮されます。大まかには以下のようなカードがあります。
●攻撃力、連射力などのパラメータカード
●パラメータを振りなおすカード
●装備する武器カード
●使い捨ての補助武器カード(※1)
●仲間のキャラカード(※2)
●チャンスカード(※3)
(※1)バリケードやトラップなどの設置物も含む
(※2)同じキャラカード所得で最大Lv3まで強化
(※3)マイナス効果や割に合わないジョーカーカードも含む
税・税・そして税
税の追徴。それは彼女たちの懐を抉り取るような一撃。給料の支給額が(具体的には10)増えると税金項目が追加され、徴収されます。
意味不明な上に名前が変に現実的です。
兵士の装備は支給せずに、ケチられた給料からやりくりする極限状態。命の対価は税なのです。
仕事は増えるのに一向に増えない給料と、地味で分かりやすい給与明細書。それってどこのアルストツカですかと言いたくなります。
なおサバイバルモードには税の追徴はありません。
溶鉄のマルフーシャ 宿舎で準備しよう
メインモードでは10日ごと、サバイバルモードでは5日ごとにインターミッションとして宿舎で一息つくことができます。
ただの休憩ではなく、キャラクターのパラメータを上昇させる要素があります。
上昇の要素は配給機、冷蔵庫、シャワーから1つだけ選択することができます。
配給機で食事をとる
戦場での食事は士気に関わる重要な要素といえます。そして、彼女たちは身一つで前線を戦う兵士です。
体調を整えるために栄養豊富なご飯を食べなければなりません。
それではカゾルミアの戦争飯を覗いてみましょう。
こ・・・これが女子(おなご)の食事か!?
外国の刑務所でもお目にかかれ無いような、お仕置きのような食事が提供されます。アメリカ軍なら暴動が起こるでしょう。
配給機の食事にはランクが3つあります。
味についてはCQC(近接格闘)とサバイバルの達人である「裸の蛇」さんに食レポしてもらいました。
贅沢コース(パラメータ上昇2)
●コッペパン
●赤く四角い何か(合成肉?、ラージサイズ)
●緑色のペースト状の何か(合成野菜?)
裸の蛇「こんなもんか。」(スタミナがそれなりに回復した。)
レギュラーコース(パラメータ上昇1)
●スティックフード×2
●赤く四角い何か
●謎のカプセル×3
裸の蛇「まずっ!」(スタミナが少し回復した。)
ハングリーコース(上昇なし、トレーを投げる)
●謎のカプセル×2
裸の蛇「喰えるか!!」(スタミナがほんの少しだけ回復した。)
どのパラメータが上昇するかはランダムになっています。
なおレギュラーコースが最も多いので、実質上昇パラメータは1と考えて使うのが懸命です。
冷蔵庫
きんきんに冷えてやがるぜ!
冷蔵庫に入っていたドリンクが彼女たちの喉を潤し、つかの間の安堵を与えます。
日数がたつと缶と瓶が転がるようになります。そりゃ飲まないとやってられんでしょう。
効果はマガジン容量が1上昇します。
シャワー
どうしようもない状況だけど、せめて身体だけはさっぱりしたい。そんなときはシャワーに限る。
任務で動きまわった身体を洗い流します。風呂場に置かれたアヒルがキュートです。
集中力が上がるようで、集弾性とリロード速度の2つのパラメータが上昇し、お仕置き飯よりも高い効果を得ることができます。
溶鉄のマルフーシャ キャラクターの紹介
” 溶鉄のマルフーシャ “には個性的なキャラクターが登場し、このゲームの魅力のひとつになっています。
ストーリーモードではマルフーシャだけしかプレイできませんが、サバイバルモードでは全てのキャラクターでプレイすることができます。
彼女たちの服装は軍服のようなものではなく年齢相応に女学生のような服装であり、濃いブラウンの色で統一されています。
仲間武器は仲間にした時の装備武器、キャラ性能はサバイバルモードでプレイしたときの効果を示します。
※では名前の由来になったものを紹介します。大体は冷戦時代の宇宙開発に関するものからとられています。
マルフーシャ
徴兵命令で戦線に身を投じることになった本作の主人公で、彼女が最強の戦士になるかはプレイヤー次第。ちょっと目が死んでいる。
スネジンカという妹がおり、いつかは姉妹で自分たちのパン屋を開くことが夢。徴兵される前はベーカリーショップに勤務していた。
こんな素敵な夢を持った女の子が開始早々いきなり銃をブッ放すので、このゲームの世界観がいかに狂っているかをプレイヤーに理解させる。
登場するキャラクターの中では常識的な性格で、人民階級に縛られずにどのような相手でもしっかりと意思疎通を図れるのが強み。
だが常識的であることが災いして、個性的な仲間キャラクターに振り回されてため息をつくことが多い。あとちょっと影がうすい。
単純に敵を倒している訳ではなく、今回の徴兵について、自身が置かれた状況を把握する鋭さも持つ。カゾルミアのパン屋は伊達じゃない。
兵士になってからは仲間にパンに関することを話す場面は無い。日常と戦場の区別がしっかりとできるタイプのようだ。しかしパン屋の勤務が恋しいらしく、パンの生地をコネコネしたくて仕方ないらしい。
「こんなの絶対栄転なんかじゃない。」
※マルフーシャはソ連の宇宙開発計画でR-2Aロケットに乗せられたウサギの名前です。1959年に打ち上げられたこのロケットには犬も乗っており、その名はスネジンカでした。
技能1:武器の耐久力が1多い
技能2:専用カード「電熱砲」を使える
移動 :平均的
ダメージ ★★★☆☆ (3)
連射 ★★★☆☆ (3)
マガジン容量 ★★★☆☆ (3)
リロード速度 ★★★☆☆ (3)
集弾性 ★★★☆☆ (3)
弾速 ★★★☆☆ (3)
合計 ★★★★☆ (18)
キャラクターの才能を見れば、全ての項目で平均的な値を持つオールラウンダー。
最強の破壊力を持つとされる「電熱砲」カードを使用できる。
耐久力の追加は、耐久力が少なめの上級武器装備時に恩恵があると言える。
全ての武器を不足なく使うことができるが、特定の武器をブーストできないのが難点。また電熱砲カードは出現率が低いため、それに特性をとられているのも微妙な所。
ライカ
身内が政府高官を務める上流階級出身であるが、その気になれば最前線でも戦う献身的な性格。
ストーリーモードでは、彼女のみ終盤でしか仲間にすることができない。武器は上級ショットガンで、近距離の敵に対して強い。
努力家を自負し、自分と他人に厳しい。毎日誰よりも早く出勤し、上司の机を磨くのが日課。
マルフーシャの上官として登場し、色々なアドバイスを言ってくれる。
書類を作れば済む話なのに、自作のプラカードを首に引っさげ、ドヤ顔で真面目に説明する様子はお笑い芸人のモノボケのそれである。
本人曰くいたって真剣なのだが、前述のプラカードの件や忘れ物をするなど天然っぽいところがあり、マルフーシャにツッコまれている。コント。
背中に背負った装備は人工衛星の部品のような感じ。よく見るとなんとなく犬に似てるし・・・?
「ふん、これくらい当然よ。」
※人工衛星に乗せられた犬として、ライカは特に有名です。
数日かけて任務を全うするはずでしたが、最初期の宇宙船が上手く機能することはなく、気温上昇とストレスでかなり惨たらしい最期だったと伝えられています。
その上宇宙船は帰還させる構造でないため片道切符であり、どのみち天国に打ち上げられたことは変わりないという可哀相なわんちゃんでした。
仲間武器:上級ショットガン
技能1:ショットガン・上級ショットガンの散弾が増える
技能2:全ての武器が散弾になる
移動 :平均的
ダメージ ★★★☆☆ (3)
連射 ★★★★☆ (4)
マガジン容量 ★★☆☆☆ (2)
リロード速度 ★★★☆☆ (3)
集弾性 ★☆☆☆☆ (1)
弾速 ★★☆☆☆ (2)
合計 ★★★☆☆ (15)
合計ポイントは低めであるが、ダメージと連射のバランスが良く、他の重要な要素も押さえている高火力キャラといえる。
そして何より全攻撃を散弾化する性質によりトップクラスの弾幕を叩きだす。ただし、一発の威力を分散させているため攻撃力の合計は変わらない。耐久力の低い素早い敵を相手にするのは最も得意である。
攻撃が拡散する性質により、遠距離から耐久力の高い敵にダメージを与えることが苦手なので、高耐久力タイプの敵が複数出現するとつらい。そのためフェリセットとの相性がよい。
ストーリーモードではネタキャラ的な要素が強かったが、サバイバルモードでは弾幕のライカと化す。
ベルカ
気が強く、思ったことを口に出して言ってしまうタイプで、その性格のために色々損をしてしまう人物。
年下の兄弟たちがおり、彼らを養うために軍隊に入隊して仕送りしている。もちろん不本意。軍での専門は衛生兵。
仲間カードで強化しても、そっぽを向いてしまう無愛想さん。
このようなキャラクターは他人が嫌いで自分が偉いと思うキャラクターが定番なのだが、彼女が一番嫌いなのは自分なのだとか。
言い方が刺々しいためドライな雰囲気だが、やることはしっかりしており世話焼きであることが伺える。
勝手に整理整頓してくれるため、宿舎の部屋がみるみるきれいになっていく。整理整頓が苦手なキャラクターが多い中、貴重な掃除ができる人である。
ご飯食べなさい。お風呂入りなさい。ちゃんと歯は磨いた。と、いつの間にか実家のオカンのような感じになってしまうのはご愛嬌。
「あんたのためにやってる訳じゃないわよ。」
※ベルカは1960年に打ち上げられた、スプートニク5号に登場したメスの犬2匹のうちの片方です。
打ち上げは成功し、周回飛行を終えた宇宙船は地球に帰還しました。そして記録されたデータはソ連の宇宙開発に大きな進展をもたらしました。
打ち上げ後にベルカは相方のストレルカとともに、ソ連宇宙医学研究所の看板犬として暮らしました。長生きだったそうです。
仲間武器:サブマシンガン
技能1:サブマシンガン・上級サブマシンガン装備で攻撃力アップ
技能2:バリケードLv1で2つバリケードを設置できる
移動 :速い
ダメージ ★☆☆☆☆ (1)
連射 ★★★★★ (5)
マガジン容量 ★☆☆☆☆ (1)
リロード速度 ★★★★☆ (4)
集弾性 ★☆☆☆☆ (1)
弾速 ★★☆☆☆ (2)
合計 ★★☆☆☆ (14)
連射力とリロード速度が高水準であるが、いかんせんダメージが低すぎる。また能力の合計ポイントが最も低い。
攻撃力を高めるためにサブマシンガン装備でいきたいが、その連射力とリロード速度から意外と軽機関銃を使いこなせる。
バリケードカードはLv1のものしか適用されないが、2つ設置できる特性は大きい。バリケードに触れると爆発する、自爆型の大型の敵に対して恩恵があるだろう。カード自体も安価なため、引いたなら積極的に設置していきたい。
ゲームの仕様上キャラは被弾しないため、速い足を活かして積極的に動き回っていきたいところ。
ビオン
下部層と呼ばれる9等級階級の出身のため、他者からの評価を過剰なまでに気にする。
常におどおどしており初対面でもすぐに相手の機嫌を伺ったり、宿舎にいることが申し訳ないので外のゴミ捨て場で寝てしまうなど、彼女が歩んできた人生の壮絶さを物語っている。
卑屈な性格のあまり人の命を奪うような仕事も引き受けてしまうとされており、実はかなり危険なキャラクターでもある。
全キャラクターの中で最も小柄で、臆病な性格も相まって小動物のような印象を受ける。しかし、敵に対しては無慈悲な言葉を吐き捨てる攻撃的な性質も持つ。
小柄であることを気にしており、背が伸びることが彼女の数少ない願望のひとつになっている。
マルフーシャから宿舎で普通に過ごして欲しいと言われると、感謝するよりも自分がそんなことをしていいのかと驚くことが多い。
「一生懸命やるから捨てないでください。」
※ビオンはソ連が1970年代に相次いで撃ち上げた、生物実験専用の宇宙船です。
宇宙放射線被爆など、生物を過酷な条件下においてのデータ収集を行いました。
改良型を含めて最近でも運用されている実績のある宇宙船です。
仲間武器:アサルトライフル
技能1:アサルトライフル・上級アサルトライフル装備で攻撃力アップ
技能2:スパイクカードからより多く設置できる
移動 :やや速い
ダメージ ★★★★☆ (4)
連射 ★☆☆☆☆ (1)
マガジン容量 ★★★☆☆ (3)
リロード速度 ★★★☆☆ (3)
集弾性 ★★★★☆ (4)
弾速 ★★★☆☆ (3)
合計 ★★★★☆ (18)
合計ポイントは高めでダメージが高く他パラメータも高水準だが、連射力がまさかの1。
序盤は連射力の利く武器で乗り切り、パラメータ強化で連射を上げてからアサルトライフル系に切り替えたいところ。
スパイクカードのスパイク数2倍はカードの安さも相まって使いやすい。積極的に購入して重複させ、地上敵の足元をグサグサ刺したい。
エノス
感情表現が乏しく、だいたいボーとしているので何を考えているのかよく分からない。下部層と呼ばれる9等級の出身で、徴兵前は雑貨店に勤務していた。
この雰囲気のせいで周囲から気味悪がられている。一応本人も自覚しているが、性格を直してまで努力しようとは思わないようだ。
登場キャラの中では大柄で、得意な武器も大型の銃になっている。だが重量のある武器を扱ったことで腕を傷めたのか、立ち絵ではつねに右手を押さえている。
戦闘でケガをしても、ただ無言で頭から血を滴らせながら空虚な目でこちらを見てくる。シューティングゲームにホラーゲームの要素が加味され、彼女が伝説的な鈍さを持つことが分かる場面である。ここまでくると流石に才能である。
テレビが大好きで、宿舎では身体を丸くしながらテレビに釘付けになっている。そんな彼女には寅さんの一気見をすすめたい。
「テレビ見て過ごすのがすき。」
※エノスは1961年にアメリカのアトラス5号に乗せて打ち上げられたチンパンジーの名前です。
アメリカとしては初めて霊長類を宇宙に打ち上げる成果であり、後続のアメリカの宇宙計画の礎となりました。
条件反射の訓練には成功すると果物、失敗すると電気ショックという極端な2拓の訓練が行われていました。
仲間武器:軽機関銃
技能1:軽機関銃・上級軽機関銃装備で攻撃力アップ
技能2:毎日門のHPが少し回復
移動 :遅い
ダメージ ★★☆☆☆ (2)
連射 ★★☆☆☆ (2)
マガジン容量 ★★★★☆ (4)
リロード速度 ★★★★★ (5)
集弾性 ★★☆☆☆ (2)
弾速 ★☆☆☆☆ (1)
合計 ★★★☆☆ (16)
ダメージと連射の両方が芳しくないが、最速のリロード速度と高いマガジン容量を持っている。
得意武器は軽機関銃だが、ダメージと連射の相性が最悪なのでおすすめできない。撃ちつくすサイクルの速いサブマシンガン系かショットガン系で戦い、リロード速度の隙を減らそう。
門の修理能力は優秀で、多少の撃ちもらしをケアでき、10も掛かる修理費用を浮かせられるのは大きい。
アリビナ
3等級上流階級出身であり軍学校の成績は常に上位をとるが、口を開けばアホ全開になる。登場キャラの中で最も身体を使って感情を表現する。
こちらはエノスとは違った「何を考えているのかよく分からない」タイプのキャラである。
退廃的な雰囲気が続くゲーム中でもマイペース過ぎる発言を繰り返しており、全く危機感が無い。
ザリガニのことを気に入っており、自分の髪の毛の色とよく絡めて話をする。ツインテールの髪留めもハサミのような形をしている。
また彼女はザリガニの話ばかりするくせに、経歴書の好きなものには犬と書く。全く信用できない。しかし銃を持たせればいい仕事をしてくれるため、腕は確か。
超前向きかつ能天気な振る舞いだが、ゲームの雰囲気は全体的に暗いのでバランスがとれているのかもしれない。
「足ぷらんぷらん。」
※アリビナはソ連の宇宙開発計画でR-1ロケットに乗せられた犬の名前です。
アリビナは再び宇宙に送り出される選考に残りましたが、その宇宙船にはアリビナでなくライカが選ばれました。
仲間武器:上級ライフル
技能1:ライフル・上級ライフル装備時に攻撃力上昇
技能2:上級ライフルが出やすい
移動 :少し速い
ダメージ ★★★★★ (5)
連射 ★★☆☆☆ (2)
マガジン容量 ★★★☆☆ (3)
リロード速度 ★★★☆☆ (3)
集弾性 ★★★★☆ (4)
弾速 ★★★☆☆ (3)
合計 ★★★★★ (20)
全キャラ中最高の攻撃力を発揮し、合計ポイントも最高のスーパーバトルモンスター。そのくせ職歴はつい最近まで「家事手伝い」。一体どうなってんの?
得意武器はアサルトライフル系だが、能力が高いためどの武器を持たせてもうまく戦えるのが強み。連射が唯一の弱点のため、サブマシンガン系を装備して連射を補い、キャラの攻撃力で武器の弱さを互いに補える戦法も有効。
足も速めであり弱点はほぼ無いといえる。
ストレルカ
上流階級出身の才女で、名門学校を飛び級するという華々しい経歴の持ち主。
だが、頭脳明晰なぶん人と関わりあうのが苦手で、常に自分の時間と場所が必要な尖った面を持った人物。
死んだ魚のような目をしており、仲間になると世界観が暗いこのゲームにより暗い影を添える。でも、このゲームのキャラは殆どみんな目が死んでる。大体そんな感じ。
前線任務に就く前は、生物兵器担当部門というかなり恐ろしいところに勤務していた。
読書が趣味のため大量の本を所蔵しており、宿舎が本で埋め尽くされる。しかも汚く散らかす。整理整頓は上級でない様子。
仕事柄なのか、お気に入りかは分からないが、カビに関する本を何冊も持っており、この類の知識は相当なものと思われる。しかし本人が話下手なため、カビの話を聞くことはできない。
本大好き運動大嫌いと言う彼女だが、使ってみると普通に足が速い。嘘付き。
「本を読まないと落ち着かないんだ。」
※ストレルカはスプートニク5号の登場犬としてベルカとともに打ち上げられた犬の名前です。
有名な宇宙犬となってから子犬を儲け、ベルカとともにソ連宇宙医学研究所の看板犬として暮らしました。
ストレルカの子犬はフルシチョフ大統領からケネディ大統領に贈呈されています。そのときスパイ容疑をかけられ、政務官から「君にはソ連スパイの犬疑(けんぎ)がかけられている。スパイじゃないだろうな?」と言われ「違うワン!そんなこと言ったらイヌる(帰る)ワン!」とやりとりしたのだとか。
仲間武器:上級サブマシンガン
技能1:サブマシンガン・上級サブマシンガン装備時に攻撃力上昇
技能2:上級サブマシンガンの出現率がアップ
移動 :速い
ダメージ ★★☆☆☆ (2)
連射 ★★★★☆ (4)
マガジン容量 ★☆☆☆☆ (1)
リロード速度 ★★★★☆ (4)
集弾性 ★★☆☆☆ (2)
弾速 ★★☆☆☆ (2)
合計 ★★★☆☆ (15)
合計ポイントも低めでパラメータ的にはパっとしないが、同じサブマシンガンをブーストできるベルカに比べ、攻撃力、集弾性で勝る。
マガジン容量は割り切り、連射とリロード速度の回転率の高さで突撃したいところ。
上級サブマシンガンの出現率上昇はキャラの特性とマッチするため積極的に装備させたい。
足も速いため前進による攻撃の密度を上げる重ね撃ちが得意なため、状況に応じて使って行きたい。
フェリセット
最高クラスの射撃の腕を持ち、キャラ中最も軍歴の長いスーパーバトルモンスターであったが、ある事件が人生の分かれ道に。
キャラの中では珍しい猫派で、猫のようにどこでも寝ることが好き。
良家出身のためとても上品な言葉遣いをしている。
マルフーシャを気に入っており姉のような存在だと思っているようだが、やらせることはほぼ召使い。
登場キャラクターの中でも非常に上の2等級階級に属するが、行動レベルは9等級の足かせ系女子。
身の回りのことには無頓着で、部屋の中で無気力に倒れる行き倒れごっこをして人の足を引っかけるトラップに成り下がる。
「お姉さま寝巻きを着せてください。」
※フェリセットは史上初めて宇宙空間に撃ち上げられた猫で、ちゃんと地球に還ってこれました。ちなみに後任の猫ちゃんは爆死しちゃったそうです。
仲間武器:上級スナイパーライフル
技能1:上級スナイパーライフル装備時に連射力上昇
技能2:上級スナイパーライフルの出現率がアップ
移動 :遅い
ダメージ ★★★★☆ (4)
連射 ★★★★☆ (4)
マガジン容量 ★★☆☆☆ (2)
リロード速度 ★★☆☆☆ (2)
集弾性 ★★★★★ (5)
弾速 ★★★☆☆ (3)
合計 ★★★★★ (20)
ダメージと連射のパラメータが高水準で、最高の集弾性と合計ポイントを持ったゴルゴちゃん。
しかし足が遅すぎる。この足の遅さによって、他のパラメータがうまく活かせないのが泣き所。長大なスナイパーライフルを構えて歩く姿は超弩級鈍足砲台といったところである。
彼女の得意武器は最強の単発威力を誇るスナイパーライフルだが、集団にはとことん弱い。このままでは敵の突破は待ったなし。
特性は全てスナイパーライフルを強化するものばかり。もう一度考えても敵の突破は待ったなし。
弾幕を張るのが得意な仲間と組ませれば、体力の高い敵のみに集中できるかもしれない。だがそれにも限界はある。やっぱり敵の突破は待ったなし。
スナイパーライフル。それは、圧倒的なアウトレンジから正確無比の弾丸を送り込む一撃必中の武器。しかしこの横スクロールゲームでは、はるか遠距離からスコープ越しに相手の息の根を止めることが、出来ない!フェリセットは登場するゲームを間違ったのだ。
その他のキャラクター
スネジンカ
マルフーシャの妹で、中学生。
義理の妹らしいが、そんなことはどうでもいい位よく似ている。
常に姉と一緒に暮らしてきたために人見知りが激しく、すぐに姉の背後に隠れてしまう。雰囲気はビオンに近い。
こんな妹がいきなり一人暮らしすることになってしまったため、姉の心配はかなりのものだろう。
最高指導者
超弩級戦闘国家であるカゾルミアを統治する最高指導者。大統領や首相という肩書きでなく最高指導者という呼称からあの国を連想せずにいられない。
停戦という考えは眼中になく、徴兵された男の兵士たちはついにほとんど戦死してしまう。
この時点でイカれているが、それだけでは飽き足らず、年端も行かない少女達に消耗戦を強制して戦い続けようとする。
おまけにどのような戦局になろうと、天引きだけは世界最高水準の税金システムにも抜かりは無い。
要するに、偉いクズ。
この人物から本ゲームのタイトルの本当の意味が教えられる。
敵国兵士
カゾルミアと戦争している国家の兵士。男性。
機械兵と呼ばれる無人兵器が戦闘を行い、指揮と最終制圧は人間が行う戦い方をする。
彼らが機械軍を投入し始めてからカゾルミアが劣勢に追い込まれるようになってしまった。
いままで散々マルフーシャ達をいたぶってきたくせに、対面した時は猫なで声のようなセリフを発し気持ち悪い。
口調はおだやかだが、抵抗を試みると容赦なく引き金を引いてくる。
まとめると、悪いクズ。
ゲーム中に登場する女性キャラたちは最後まで任務を続けるのに対し、男性キャラは非道な面が強調されるように描かれていることが興味深い。
溶鉄のマルフーシャ 武器の紹介
ハンドガン Ka42
購入額:-
耐久度:∞
全国民に一丁ずつ配られる拳銃。
カゾルミアでは初等教育からこの武器を扱うことを叩きこまれる。それってどこの第三帝国ですかと言いたくなる。
この武器で粘り続けるのは無謀なので、クレジットが溜まり次第次の武器を装備したい。
装備武器の耐久力がなくなると、このハンドガンを撃つことになる。
アサルトライフル PQ44M
購入額:10
耐久度:10
旧来の火薬式を採用したアサルトライフルで信頼性が高い。
旧式で第二線の兵器になっており、カゾルミア国内のガンショップでは一般的に販売されている。
ある程度パラメーターを上げていかないと装弾数の多いハンドガンと同じなので、攻撃力と連射力を育てていないと扱えない。
サブマシンガン PQ28
購入額:10
耐久度:10
火薬式機構の旧式のサブマシンガンで、大量生産されている。
安価な分部品精度が低く、弾が拡散しやすい。
リロードの短さによる回転率の高さが最大の武器。
ショットガン SG22
購入額:10
耐久度:10
上下2連式のクラシックなショットガン。
撃ちつくすまでは速いものの、すぐにリロードが入ってしまうので隙が大きい。
無理にこの武器をこだわる必要はないので、かなりやり込んでからのほうが性能発揮を果たせるだろう。
軽機関銃 PQmle15
購入額:10
耐久度:10
一発の威力が高めなものの、弾薬の消費を抑える設計になっているため連射力が低く、密度の濃い敵襲に対応できないことがある。
本来制圧射撃をする武器なのだが、簡単に突破されるのでは本末転倒である。敵は機械のため、制圧射撃をしても全くひるまず突撃してくることも、突破を許す要因となっている。
またリロード時間が非常に長く、敵集団が突っ込んできたときにリロードタイミングが重なると悲惨なことになる。
連射力が育ってくると、そこそこの弾幕を張れるようになる。
グレネードランチャー SC28
購入額:10
耐久度:10
小型爆弾を一発ずつ撃ちだすランチャー。
一撃の威力が高く、リロードもそこそこ速いが、いかんせん一発ずつなので隙は大きい。
またゲーム終盤からでないと武器カードが出現しないのも痛い所。サバイバルモードではこの限りで無い。
上級アサルトライフル KaAr8
購入額:15
耐久度:7
カゾルミアで開発されたガウス機構を組み込まれたアサルトライフルで、熱弾を高速発射する。
アサルトライフルとしては長めの銃身と真空管のような部品が特徴で、近代的なストックを備えている。
アサルトライフルに比べて全体的に性能が向上していることから。カゾルミア軍の正式装備となっている。
なお全ての上級武器は部品消耗が激しく、旧式兵器よりも耐久性が少ないという、軍用としてはかなり致命的な問題が存在する。
上級サブマシンガン KaSm23
購入額:15
耐久度:7
カゾルミアの特殊部隊や警察が採用する短機関銃。
ぱっと見た感じではコンパクトな印象であるが、発射機構にガウス式のものが詰め込まれている。
全体的に性能が上昇し、精度も向上している。
上級ショットガン KaSG42
購入額:15
耐久度:7
カゾルミアの特殊部隊が使用する大型のショットガン。熱散弾を連射する凶悪な武器。
旧式のショットガンに比べて装弾数が大幅アップ。リロード速度も速めで扱いやすくなっている。
ストーリーモードでは序盤のうちは購入することができないが、横スクロールゲームではとても頼りになること間違いなしである。
上級軽機関銃 KaLm244
購入額:15
耐久度:7
カゾルミア軍が装備している火力支援火器で、熱弾を途切れることなく敵陣地に送り込むために開発された。
軽量化を狙って削られた溝の形が笑顔のように見えるため、ハッピーマシンガンというのん気な名前を付けられている、
全体的に性能が向上したが、リロード速度はあまり改善されていないためリロード時に気を使うのは変わらない。
上級スナイパーライフル KaLL68
購入額:15
耐久度:7
全武器の中で一発の威力が最強を誇る武器。兵士の中でも射撃の腕が優れたものしか手にすることができない。
照準器を覗けない横スクロールシューティングゲームであることが災いし、プレイヤーはこの武器を活かすことができない。
耐久力が高い強敵やボスとの戦闘で威力を発揮するが、連射することができないので多数の敵に攻められると厳しい。
間違っても自分と仲間(フェリセット)がこの武器を装備しないようにしよう。
上級グレネードランチャー XKaSC442
購入額:15
耐久度:7
何をどうやっているかは分からないが、一度の発射で複数の小型爆弾を撃ちだせるスプラッシュウェポン。
ゲーム中ではカゾルミアの武器製作部門が造りだした試作武器で、急遽投入された最終兵器とされている。
一対一、雑魚敵の掃討のどちらでも高い威力を発揮でき、リロード時間も短めの強武器であるが、終盤でないと出現しない上に出現率が非常に低く装備することが難しい。
マルチエンディング
溶鉄のマルフーシャはストーリーモードのエンディングにマルチエンディングを採用しています。
グッドエンディングと呼ばれるエンディングは好成績を収めないと見ることができません。条件は以下のとおりです。
1.第一部の戦いのリザルトで称号「完璧な兵士」を獲得する
具体的には門のゲージが全て緑色の状態を維持しつつ、リトライ無しで第一部をクリアすることです。
30日目後半のラッシュと40日目のボス戦が鬼門です。装備、仲間との相性を見極めて挑みましょう。
2.第二部の戦いでコンテニューせずに突破する
門を破壊されなければOKなので、耐久力が関係ない分第一部よりは簡単です。
他のキャラクターのエンディングはグッドエンディング状態だと上書きされて見ることができません。一度は失敗するか、40日目の時点で「優秀な兵士」の称号が必要です。
ゲームについて
敵を殲滅すると言う単純明快なルール。シンプルな強化システム。魅力溢れるキャラクターなど、弾幕ゲームとしてテンポよく進んでいけるためおすすめです。
限られた予算と時間の中、ゲームをリリースされた作者様( hinyari9氏 )の努力は敬服に値するものだと思います。
なお、「 溶鉄のマルフーシャ 」はゲーム本編のほかに、DLCで設定資料などを鑑賞することができます。世界観にほれ込んだ方にはおすすめできる内容だと思います。
続編 救国のスネジンカ
©2023 hinyari9
機械兵たちと壮絶な死闘を繰り広げることを宿命づけられた、新たな存在が確認されました。彼女の名はスネジンカ。先のカゾルミア戦争を闘い抜いたマルフーシャを姉に持つ彼女が今回の主人公のようです。
スネジンカは民間軍事会社に入社し、姉の送った毎日をなぞることになります。
姉妹ともパン屋になることを夢見ていましたが、小麦粉を挽くかわりに引き金を引き、焼き上げたパンではなく焼けただれた鉄と硝煙の匂いを嗅ぐ毎日。こ、これはむせる。
なんかパン屋からどんどん離れていってますね。繰り広げられる戦闘の行く末に待ち受ける姉妹の明日はどっちだ!?
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