テキストロンの水陸両用艦が米海運局から基本承認を得る




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アメリカの防衛大手であるテキストロン・システムズの水陸両用輸送艦「SECAT」が、アメリカ海運局から軽軍艦、哨戒艦および高速艦艇に対する基本承認を得たと12月に発表がありました。

SECATは表面効果船の技術を導入した高速輸送艦であり、50ノットの速度と500トンの積載量で500海里を航行し、最大積載量は600トンを発揮するよう開発されています。

軽量の貨物構成であれば、1,500海里(約2,800km)の航続距離を発揮できます。このため、今後アメリカ軍が計画する広大な海上に点在する島々での作戦行動に適したスペックになっています。

SECATはアルミニウム製の双胴船体を持ち、エアクッション機構が組み込まれています。この構成により高速航行時の衝撃波を軽減するだけでなく、機雷や魚雷に対する生存性も向上します。

SECATは動的測位システムとクッション制御システムによって、海上でも高い安定性を発揮するように設計されており、現在配備されているエアクッション艇がシーステート3までしか対応できないのに対し、シーステート4でも十分な輸送を可能としています。

合理化された設計によって荷下ろしで使用するいくつかの設備が不要になり、作業の短縮と揚陸に適さないより小さな島への接岸にも対応する能力が得られています。

適切な接岸位置に到着すると、エアクッション機構をオフにして着底します。それから上陸スロープを伸ばし、ウォータージェットを使って海岸線までの位置を維持しながら貨物を降ろします。

離脱時間になると、エアクッション機構をオンにすることで高速航行に移行して、迅速にその場を離れることができます。

このように、揚陸艇に匹敵する積載量を持ちながら機敏に運用することが可能なSECATでは、到着から離脱まで脅威にさらされる船艇とオペレーターのリスクを減らすことができます。

人員輸送の点では、SECATは座席に75人の海兵隊員をサポートする能力を持ち、人員輸送モジュールで構成された場合の最大乗員数は800人となっています。

以上のように、SECATは次世代の高速輸送艇として長距離、重量貨物、高速輸送ミッションを遂行するための完璧なプラットフォームとして開発が進められています。




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