タイトル画像提供: 写真AC
落ち込んだり、気分が沈んでいるときには 映画 をよく見るわんこです。つらい状況に置かれても、めげずに頑張り続けるキャラクターを見ると、こっちも頑張らなくっちゃと元気が出ますよね。そんなどん底から這い上がろうとするキャラクターが登場する映画 を5つ紹介しようと思います。
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元気がもらえる映画 その1 ショーシャンクの空に
1994年アメリカ 主演:ティム・ロビンス
1947年のアメリカで、女性とその愛人の男性が撃ち殺される事件が起きます。容疑者は殺された女性の夫で、名をアンドリュー・デュフレーン(以下アンディと呼称)と言いました。
アンディの有罪は確定し、終身刑を言い渡されてしまいます。
もともと良い育ちのアンディは、刑務所に全くなじむことができず、一人で孤独に過ごしていました。
ですが、刑務所で物資の調達係をしているエリスに声をかけたことがきっかけで、彼とその仲間たちと徐々に打ち解けるようになりました。
同じくして、所内のワルであるボッグスにもアンディのことが伝わりました。ボッグスは仲間を集め、アンディにとてもむごい仕打ちをするようになります。
必死で抵抗するアンディーでしたが、相手もあきらめず執拗に向かってくるのでした。
精神的にも肉体的にも追い詰められたアンディーは、このままでは終わってしまうところでした。
しかしある日、看守たちが税のやりくりについて愚痴をたれているところを目撃します。
そして、元銀行員という、囚人として非常に珍しい経歴を持つアンディは、看守たちにある提案を持ちかけるのでした。
元気がもらえる映画 その2 モンテ・クリスト伯
2002年イギリス、アイルランド、アメリカ 主演:ジェームズ・カヴィーゼル
時はナポレオン戦争時代のフランスで、主人公は船乗りのエドモン・ダンテスといいました。
彼にはメルセデスという美しい婚約者がおり、船乗りとしての昇進も決まり、人生ばら色の絶頂を迎えるはずでした。
ですが、そう上手くいくわけもなく、彼は一方的に国家反逆者として逮捕され、二度と出られないといわれるイフ城に幽閉されてしまいます。
エドモンは恋人、船乗りとしての地位、未来という人生の全てを失ったのです。
長い獄中生活は孤独でつらく、自分が誰かもわからなくなるような毎日が続きました。しかしある日、地の底からあるモノが現れたのです。
最初怪物のように見えたソレは、一人の老人でした。
彼の名はファリア神父といいました。彼は非常に豊富な学識と戦闘訓練を積んでおり、良き師として知識を与える代わりに、一緒にトンネルを掘って脱出しようと言います。
エドモンドは絶対にここから脱出すると決め、驚くべき速さでその知識を習得していきます。
は、また監獄ネタになってしまった。余談ですが、ファリア神父はハリーポッターの初代校長先生もやってるようですね。
元気がもらえる映画 その3 ザ・ハリケーン
1999年アメリカ 主演:デンゼル・ワシントン
これは、刑務所で人生を歩むことになったボクサーの物語です。
彼は黒人であり、名をルービン・カーターといいました。
彼の少年時代は過酷であり、犯罪を犯さなければ生きていけない状況でした。
ある日、ルービンは白人男性をナイフで傷つけ、逮捕されてしまいます。そして、黒人差別者の警官から目をつけられてしまいます。
ルービンは少年院に送られ、青春時代をそこで過ごすことになりました。しかし、刑期の途中で彼は脱走します。
脱走後は軍隊に入隊し、ボクサーとして優れた才能を開花させ、たくましい青年となりましたが、除隊後すぐに捕まってしまいます。
そして、出所後彼は、またたくまにチャンピオンにまで上り詰め、リングネームをハリケーンと名乗るようになりました。
ですが、黄金時代を謳歌していた矢先に彼は、突如殺人事件の容疑者となってしまいます。
彼が容疑者である証拠の裏付けには、少年時代のルービンに目をつけた、あの警官が関わっていました。
ルービンの主張が受け入れられることはなく、殺人の罪で終身刑が確定してしまいます。
こうして無実でありながら終身刑となったルービンは、白人どもに負けてたまるかと、再審査請求を試みます。
しかし、事件の捜査員や証言者は皆白人であり、ルービンの審査請求はことごとく却下されるのでした。
二度も再審請求が却下され、彼の中では「他人は何もしてくれない。」「他人を信じてはいけない。」という人格が支配を始めます。ですが、そのとき彼のもとに一通の手紙が届くのです。
しまった。またしても監獄ネタになってしまった。
元気がもらえる映画 その4 逃亡者
1993年アメリカ 主演:ハリソン・フォード
主人公は外科医であるリチャード・キンブルです。ある日、帰宅したキンブルは謎の男に遭遇し、もみ合いになります。その男は義手をつけており、キンブルを振り払うとそのまま逃走してしまいました。
その後、急いで寝室へ駆けつけると、妻は変わり果てた姿になっていました。
悲しみに打ちひしがれるキンブルでしたが、彼は警察にとっては容疑者でしかありませんでした。
検察の証拠として出された妻の緊急電話の声は、「殺される。」「リチャード。」と繰り返しており、死ぬ間際に犯人の名を口走ったのだと勘違いされてしまいます。
「義手の男を捜してくれ!そいつが犯人だ!」と弁明するも、キンブルは死刑が確定し、裁判官の小槌の音でキンブルは体を痙攣させて動揺します。
そしてキンブルは、刑務所への移動のため数人の囚人と一緒に輸送バスに乗せられます。
キンブル以外の囚人は結託しており、発作の演技をして近づいた警護官を襲います。
そのはずみでバスは事故をおこし、崖下に転落します。その上転落場所が鉄道だったため、列車がバスに衝突し、大惨事になります。
かろうじて脱出していたキンブルは、もはや司法が全く役立たないことを悟り、自力で自分と妻を地獄に叩き落した黒幕に復讐を誓うのです。
元気がもらえる映画 その5
パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト
2006年アメリカ 主演:ジョニー・デップ
あのパイカリシリーズの二作目です。
フォーカスをあてるのは、本作の主人公であるジャックスパロウの話ではなく、第二の主人公ウィル・ターナーと、その父親ビル・ターナーのやりとりのお話です。
ビルはもともとブラックパール号の船員で、一作目の”アステカの呪い”にかかっていました。そして、呪いを解く鍵であるアステカの金貨を息子に送ります。
そのためブラックパールの号船長であるバルボッサに、裏切り者として海底に沈められてしまいます。
不死のまま永遠に海底で過ごすかに思いましたが、デイヴィ・ジョーンズ(以下デイヴィ)が指揮するフライングダッチマン号に拾われ、船員となりました。
その後、しばらく経った二作目で息子ウィルと再会します。
そのときウィルはデイヴィを倒す方法を探っており、そのキーアイテムが「死者の宝箱」なのでした。
ウィルはデイヴィに対し、勝てば「死者の宝箱」、負ければ「デイヴィに永遠に仕える」という条件で賭け事をします。
デイヴィもこれに応じますが、息子を馬鹿げた賭けから救いたいビルも、飛び入りで参加します。
そしてビルは、息子がこのままでは負けることを悟り、一方的に負けます。そして、デイヴィから「息子の代わりに未来永劫この船で働くのだ!」と言われてしまいます。
ウィルはその夜、デイヴィからあるモノを盗み出します。が、途中で船員に見つかってしまいます。
しかし、すんでのところで船員はビルに倒されます。「そんなことをしたらデイヴィがあんたを罰するぞ。」と息子は心配しますが、父親は「今の私以上にどんな罰があるんだ?」とヤケクソ気味に答えます。
そして息子にコレを持っていけと、ナイフを渡します。
そのとき、息子ウィルは「このナイフに誓う。あんたを必ずここから助け出し、デイヴィ・ジョーンズの心臓にこのナイフを突き立てる。」と固く約束します。
真っ直ぐな瞳で息子から「必ず助け出す。」と言われた父親ビルは、一筋の希望への嬉しさと、息子を巻き込んでしまう罪悪感で、微笑みのような困惑のような、なんともいえない表情を浮かべるのでした。
終わりに
いやー!映画ってホント、素晴らしいもんですね!
映画ばかり見るのはよくありませんが、たまに見るとなかなか良い気分転換になりますね。
それでは、また。[the_ad id=”4427″][the_ad id=”5357″]
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