ヘルテイカー ゲームの基本
ヘルテイカーはパズルゲームです。主人公を操作してステージごとに登場する悪魔娘のいる場所に到達するのが目的です。
ステージには主人公があとどれだけ動けるかの数字が設定されており、移動したり、キックをしたり、罠に引っかかると減っていきます。途中に邪魔な岩やアンデッドが障害物として置かれるため、キックでこれらを排除しましょう。
数字がなくなると雷のようなものに打たれて消し炭になりますが、一瞬ではじめの場所に戻されるのですぐ再開できます。
パズルが苦手な方でも大丈夫なように、パズルをスキップすることもできます。まさに悪魔的な優しさですね。
見事悪魔娘のもとに辿り着いても油断は禁物です。選択肢をミスすると、全員北斗神拳でも会得してるのかというくらい一瞬で惨殺されます。しかし立ち直りが早いのもこのゲーム。挫けずどんどんアプローチしましょう。
主人公
最近のありふれた美青年ではなく、筋肉質で強面の大男が主人公です。
普段は何をやっているか明かされないものの、少々危ない稼業をやっていそうな雰囲気です。見かけによらず料理が得意で、パンケーキによる人心掌握術を心得ているしたたかな面もあります。
主人公が地獄で悪魔娘たちとハーレムを作る夢を見たことをきっかけに、それを実現しようと地獄に突撃します。ただ、寝起きを見るにどう考えても悪夢です。
覚悟を決めた男は目がヤバイ。
被験体 67号 (追加章主人公)

2021年5月のアップデートの追加章での主人公。
人間の魂と悪魔の肉体を持ったハイブリッドであり、第6期の67号として造られた人造悪魔。本編の悪魔とよく似ているが、身体の色が赤系の色になっている。悪魔娘からするとハンサム顔の持ち主とのこと。
被験体という実験動物的な状況は彼自身にとって悪夢であり、状況を把握できないまま試練を与え続けられたことで怒っている。
「俺の身体をこんなふうにしやがって!!」
「おい小悪魔ちゃん。お前の首ねじ切ってやるぜ!」
などと吐き捨てるあたり、ほかの悪魔娘たちに敵意を抱いていることが分かる。
この点では悪魔娘に会いたくて地獄にきた本編の主人公とは対照的といえる。
ヘルテイカーの称号をとった本編の主人公と同じく一瞬で復活するため、底知れないガッツの持ち主といえる。
このゲームの男性キャラは悪夢から逃れられない。
悪魔の紹介
このゲームには見所としてたくさんの個性的な悪魔が登場します。彼女たちはたまに容赦の無いところがありますが、基本的には人懐こく、主人公の言葉に耳を傾けてくれます。
彼女たちは大体が白髪で赤い瞳、服装は黒いスーツに赤いシャツという点で共通しています。
なお語り部は省略します。
パンデモニカ (Pandemonica)
経理担当の勤勉な悪魔で、すっごい巻き毛。ずっと働き詰めのようで、疲労をコーヒーでごまかしており、「アレがないとダメ。」と言うなどかなり参っている。
コーヒーを飲むと途端に力がみなぎり、眼つきが鋭くなる上に角も大きくなる。彼女の半分はコーヒーでできているようだ。
彼女がハーレムの住人第一号であり、大人しめの雰囲気と次から次に個性的な悪魔が入ってくるせいでどんどん印象が薄くなる哀しい悪魔。
彼女のヒントは最も役立つが、疲れて序盤で終わってしまう。
●ヒントのお役立ち度: ★★★★☆
解答例 「 アンデッドにあまり手間を掛け過ぎないようにすると良いでしょう。」
●武器: 徒手格闘によるエグい攻撃
モデウス (Modeus)
髪の毛だけでなく、瞳の形もハートマークな恋愛悪魔。初対面なのに「二人きりになっちゃった。」と、距離のつめ方が超音速。
何気にスレッジハンマー(建物や岩をぶっ壊すアレ)を武器として持ち歩いている武闘派でもあり、あまり怒らせないほうが良さそうだ。
ハーレムで過ごすうちにまだまだ色々な恋愛のやり方があると知り、勉強中。
ヒントを聞くとやたらとスキップをすすめてくるあたり、恋愛にパズルは不要という彼女なりの考えが分かる。
ゲームをプレイすると分るが、挿絵などでは高確率で主人公の脇をポジショニングしている。
●ヒントのお役立ち度: ー
解答例 「パズルなんてぜんぶスキップしちゃえばいいのに! 」
●武器: スレッジハンマー
ケルベロス (Cerberus)
三つ子の悪魔。長髪で犬の耳を持ったキャピキャピうるさい三馬鹿姉妹。「みんなで遊べばきっと楽しいよ!わんわん!」
地獄の番犬を自負するだけあって、その場所に漂う臭いでどの悪魔が居るのか当てることができる。
飛び掛られると心停止してしまうため、かなりの実力を持っていると思われる。
ヒントについては三流で、彼女たちに助言を請うても的外れの会話を始めるため全く力にならない。
●ヒントのお役立ち度: ー
解答例 「何か臭いしない? 」
●武器:三位一体の攻撃
マリーナ (Malina)
短髪でやや真面目そうな悪魔。ターン制の戦略ゲームを好んでプレイするゲーマー悪魔でもある。
性格はやや暗く、辛いことがあるとすぐにお酒の力に頼ろうとする傾向がある。そしてやっぱり、ケルベロスには「あいつは友達がいないんだよ!」と言われてしまう。
お酒はウォッカをベースにしたカクテルが好きなようだ。
戦略ゲームが好きなだけあって、ヒントを聞くとそこそこの情報を与えてくれる。ただし、姉が近くにいるとそのまま戦争状態に突入してしまい、ヒントにならなくなる。
●ヒントのお役立ち度: ★★★☆☆
解答例 「針のタイミングを変えたいなら石でも蹴ればいいじゃん。」
●武器:手刀
ズドラーダ (Zdrada)
ピアス、悪魔なのにロザリオ、禁煙を喫煙と捉えるなど、いろいろな方面に中指を立てていそうな悪魔。常にタバコを吸っているためヤニくさい。また常に悪態をついている、悪魔らしい悪魔でもある。
「おーハーレムかー?ウチも入るわ。」という言動に表されるように、ノリの軽さにおいては悪魔界のフライ級といえる。
マリーナとは姉妹であるが、事あるごとにバカにするため仲が悪い。
ヒントを聞いてもあまり頭を使ってくれないダメ悪魔。
●ヒントのお役立ち度: ー
解答例 「 ヒントなんか聞くなよ。オタクじゃねえんだ。」
●武器:ナイフ
アザゼル (Azazel)
天界の探求者を自負する天使で、本ゲームに登場する唯一の天使。自分のことを本官と呼び、言葉使いも丁寧だが、よく見れば見るほどヤバさがにじみ出ている。
地獄で起こること全般に興味があり、メモ用紙に書きとめている。やたらと評価を気にするあたり、天界ではあまり偉くないのだろう。
倫理的にアウトな内容について興味を示したり、色欲悪魔のモデウスの言動を詳細に記録するなど、いろいろと方向性に難があるようだ。
パズルが終わるとハーレムに加わる上に、そのままずっと腰を下ろす。優柔不断である。
ちなみにレポートは完成したのか聞くと、「いいレポートができたと思ったのに、誰も信じてくれないんです。駄目でした。」と肩を落とす。おまえはポンコツ学生か。
ジャスティス (Justice)
奴の名はジャスティス。激ヤバ悪魔だ。
紹介文はだいたいこんな感じだったが、もっとヤバい悪魔は他にもいるので印象はイマイチ。ただしその怪しすぎる風貌や言動から狸のような性格の悪魔であり、イエーイと軽いノリながら、裏でヤバイことに加担していそうな雰囲気ではある。
またルシファーやジャッジメントに馴れ馴れしい感じにタメ口してるあたり、高い地位にあると思われる。
どうでもいいことだが、なんだか主人公のことを蛇と言ったり、ハンバーガー事業を展開したりしてそう。
●ヒントのお役立ち度:ー
解答例 「いいぞお! 」(主人公の絶対絶命に対して。)
●武器:空気を読まない発言
ルシファー (Lucifer)
地獄を統べる王。ゲームではCEOとして登場。地獄のCEO?
もともとは天使長を務めていた天界側の存在である。ほかの悪魔娘とは格が違うのか、角が白い。
性格は高慢で主人公のことを奴隷などど言う始末であるが、主人公がピンチに陥った時などは「あまりその男を傷つけるでない。」などと心配してくれているようだ。
好物は甘いもので、パンケーキに目がない。
地獄の長でありながら、ストーリーの展開に置いてきぼりにされたり、話を聞いてもらえなかったりする。あまり良い部下に恵まれていないようだ。
ヒントは全然ダメ。パンケーキで頭がいっぱいのようだ。
※ルシファーのねんどろいどフィギュアが6月8日まで先行予約受付中です。傍らに置いて地獄の女王の威光を感じてみるのもまた一興かもしれませんね。
●ヒントのお役立ち度:ー
解答例 「クリアできんならスキップせぬか!これでは早くパンケーキが食えんではないか!! 」
●武器:何をされたのかよく分からない魔術のようなもの SPONSORED LINK
ジャッジメント (Judgement)
鎖とお仕置きが大好きな熱血変態悪魔で目がヤバイ。「鎖はいいぞ~。」
ストーリーの終盤に登場するため、一筋縄で突破できるキャラではない。ゲームが変わり、今までのパズルゲーから急にリズムゲーになる。
口調はやたらと尊大で、物事に白黒つけないと気が済まないような言動が多い。あとたまにジョジョっぽいポーズをとることがある。いろいろこじらせているようだ。
地獄での地位は罪人の罪を裁く最高検事総長なるもので、閻魔様ポジションと思われる。彼女にはルシファーもあまり口出しできない。
彼女は罪人の欲望を材料にして鎖を作り、それを使った攻撃を仕掛けてくる。ちなみに鎖はいつも通り主人公のキックで壊せる。
人を鎖で攻撃することに飽き足らず、終いには自分の体に鎖を巻きつけて喜びはじめる。こいつやっぱり変態だ。
●武器:鎖を使った攻撃、お仕置き装置
ベルゼバブ (Beelzebub)
さまざまな名前を持った強大な悪魔であり、ルシファーが就くまでは地獄の女王を務めていた。
彼女のイベントを起こすには、隠し要素である古代の碑文を集め、あるパートである動きをしなければならない。
普段は巨大なハエのような姿をしているが、礼服と称した悪魔娘の姿になることもできる。
服装は整ったスーツ姿であるが、スーツは赤でシャツは黒というように、ほかのキャラクターと逆になっている。元女王ということもあって、ルシファーと同じく角が白い。
女王時代には悪さが過ぎて、他の悪魔たちに幽閉されていたようだ。
わざわざ会いに来た主人公に感激して飛びついてくる訳でもないため、あまり感情的なキャラクターではなさそうだ。
好物は甘いもの。偉い悪魔は皆甘党なのだ!!
悪魔の紹介 (追加章)
2021年5月に配信されたアップデートでの追加章で登場する悪魔娘たちです。
ロアマスター
魔界の天才科学者兼女王を自称する悪魔娘で、67号を造った張本人。怪しげな頭部が浮かんだ培養槽やモニターがぎっしり詰まった研究室を持っている。
67号が威勢よく「いますぐ俺を解放しろ!」と言っても全く聞かず、「次の実験もお楽しみに。」と返すなどマッドサイエンティストな性格。有用な資料や記録が手に入るととても嬉しそうにする。
もとは天使だったらしく、いつか天界に帰りたいような素振りを見せる。だが何の裏付けもなく罪を浄化する方法を考え、そのために更に罪を重ねるなど方向性に難がある。
最初は67号を見くびっていたが徐々に試練を乗り越えることで焦っていた。そのためあまり肝は据わっていない。
67号を勘違いして66号と思い、6の数字が3つ連なっていることを「なんと縁起が良いんだ!」とテンションが高くなっていたが、ルーシーから「それは前回の被験体です。」と間違いを指摘されるなど、ポンコツな面もある。
ルーシー
ロアマスターに付き従う目つきの鋭いメイド悪魔。
普段は丁寧な口調で対応するが、メイドでありながらロアマスターのそばで悪口を言うなど、メイドとしての適正に欠ける。
自身がメイドである現状を快く思っておらず、「いつか覚えていろ。」と呟いている。
甘いものに目がなくお菓子も作れるようだが、どちらかといえば食べるほうが得意なようだ。当然アップルパイも好物で、ついエキサイトして食べ過ぎてしまう。
というかお前今回食ってばっかりだな!
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ゲーム「 ヘルテイカー 」をプレイして
一通りヘルテイカーをプレイしましたが、パズルで頭を使うよりも、世界観を楽しむゲームとして作られているように感じました。
キャラクターや背景は赤と黒の色調で描かれていて、何だがナインボールのような色だと思いましたね。
悪魔娘とのハーレムを楽しむパズルゲーム「ヘルテイカー」は、Steamにて無料配信中です。
●何!私のフィギュアが出るのか!?(グッドスマイルカンバニー)(アニメイト)
あと最後に、このゲームをプレイしたらこの動画のことを思い出しました。悪魔の世界に人間世界の会社のような仕事があるという世界観です。スーツ姿で仕事する悪魔娘というのも面白いですね。それでは。
ストーリーボード アニマティック[再アップ] ©2018 SmokedHam
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