コンスタンティン など禍々しい悪魔が登場する映画8選

人間をはるかに超える力を持ち、崇拝されることすらある悪魔。今回は、時に恐ろしく、時に魅力的に描写される、悪魔が登場する映画を8つ紹介したいと思います。

目次

悪魔を哀れむ歌(Fallen)

製作年:1998年アメリカ

主演 :デンゼル・ワシントン

登場する悪魔:アザゼル

アメリカで連続殺人事件が発生。その犯行は、まるで死刑に処されたあの人物のような犯行だった・・・。主演のデンゼル・ワシントンは連続殺人事件の真犯人を追う刑事として登場します。

本作に登場する悪魔は姿を見せることはなく、人間に次々と乗り移り、悪行の限りを尽くします。

一瞬で人格を支配されてしまうため、今まで何十年も一緒に働いてきた同僚や、すれ違った旅行者がいきなり敵になったりします。

ザ・ライト エクソシストの真実(The Rite)

製作年:2011年アメリカ

主演 :アンソニー・ホプキンス

登場する悪魔:バアル

悪魔祓いの専門職であるエクソシストになる若者の苦難と葛藤を描いた映画です。アンソニー・ホプキンスは、伝説的な存在であるベテランエクソシストとして登場します。

若いエクソシスト(演:コリン・オドナヒュー)は過去の経験から宗教を信じられなくなっており、エクソシストそのものが詐欺師のような存在ではないかと疑念を持っています。

しかし、ベテランエクソシストとともに悪魔が取り付いた女性の除霊をしている時に怪奇現象を目撃し、夢の中に悪魔が語りかけてくるようになります。

ベテランエクソシストはある失敗によって精神的に弱ってしまい、信仰と若いエクソシストからの信頼を失ってしまいます。悪魔はその時を待っていたと言わんばかりベテランエクソシストに乗り移り、若いエクソシストに攻撃的な言葉を浴びせて負けを認めるよう挑発します。

エンド・オブ・デイズ(End of Days)

製作年:1999年アメリカ

主演 :アーノルド・シュワルツェネッガー

登場する悪魔:サタン

シュワちゃんがサタンと戦う映画です。この時点で大体どんな映画か分かってしまいますが、シュワちゃんがボコボコにやられるという意味で、また違った新鮮さがあります。

シュワちゃんは終盤でグレネードランチャー付きアサルトライフルなどの重武装で挑みますが、あまり効きません。

サタンは人間に乗り移るという形で登場し、圧倒的な力でシュワちゃんを追い詰めてきます。何度撃退されても涼しい顔で再登場する姿はターミネーターを思い起こさせます。また人身掌握術も持っており、今まで味方だったものが敵として立ちふさがります。

この映画は敵が面白く、シュワちゃん並のパワーを発揮するおばちゃんや、立ちションすると見せかけてそれをガソリンに変え、それを車の下まで流して車ごと爆殺するなど遊び心あふれる攻撃手段をとるサタンのシーンがあります。

コンスタンティン(Constantine)

製作年:2005年アメリカ

主演 :キアヌ・リーブス

登場する悪魔:ルシファー、マモン

肺がんにより余命わずか、死んだら地獄行きが確定など2重苦を背負った悪魔祓いの主人公「ジョン・コンスタンティン」の活躍を描く映画です。

天界・人間界・地獄の3世界は相互不可侵のもとに絶妙なバランスで均衡が保たれていましたが、悪魔および天使と人間との間に生まれたハーフブリードと呼ばれる存在は、本来入ってはいけない人間界においても多数が定着しており、主人公はこれらを撃退する使命を持っています。

3世界のバランスを崩し、人間界にハーフブリードを送り続けている元凶にたどり着くまでの過程でマモン、そしてルシファーが登場します。特にルシファーが登場する場面は神秘的な演出がなされており、悪魔側の描写に力が入った映画といえます。

純金製の武器と弾丸、十字架、聖水などの悪魔祓いのアイテムが多数登場するほか、ドアップで揉まれる猫の顔など見所満載です。

レギオン(Legion)

製作年:2010年アメリカ

主演 :ポール・ベタニー

登場する悪魔天使:ガブリエル

神が差し向けたとされる異形の怪物たちを相手に、ポール・ベタニー扮する謎の男率いるガソリンスタンドの店員と客たちが戦うサバイバルホラーアクション。

本映画の敵は見た目が完全に悪魔っぽい神のしもべ達であるレギオンです。分かり易く言えば、口に鮮血を滴らせたゾンビです。また彼らの総大将として大天使のガブリエルが登場します。

主人公側も、アサルトライフル、サブマシンガン、ショットガン、果ては対戦車ミサイルなどあらゆる武器をもってレギオンを迎撃します。

最大の見せ場はポール・ベタニーとガブリエルとの対決であり、太古の鎧と武器を装備した上に銃弾をはじく翼と怪力を持ったガブリエルに対し、アサルトライフルとサブマシンガンで壮絶な戦闘を繰り広げます。

ブレイド(Blade)

製作年:1998年アメリカ

主演 :ウェズリー・スナイプス

登場する悪魔:ラマグラ

吸血鬼に噛まれた妊婦から生まれ、吸血鬼の力を持ちながら日光も平気なスーパーヴァンパイアである主人公「ブレイド」の活躍を描いた第一作。もともとはマーベルコミックの作品でした。

本作品でブレイドのライバルとして登場するヴァンパイア”フロスト”は、純血でない自らの生い立ちや純血種に割り振られている特権階級に不満を持ち、ヴァンパイアの世界に革命をもたらすべく暗躍します。そして太古の血の悪魔であるラマグラの力を自分の身に宿し、絶対強者として君臨しようとします。

ラマグラの力を宿したフロストは非常に強力で、ブレイドのスピードやパワーを凌駕しているだけでなく、あらゆる傷を一瞬で治すなどの能力でブレイドを苦しめます。

この映画は今までの十字架や日光などの古典的な吸血鬼対策ではなく、ナノテクノロジーや生物学を応用した独自の解釈や武器を登場させたという点で、吸血鬼映画に新鮮な風を吹き込んでいます。

余談ですが検索エンジンでブレイドと打つと、予測変換で「違うそうじゃない」と出るなど、何かとネタにされる映画でもあります。

ゴーストライダー(Ghost Rider)

製作年:2007年アメリカ

主演 :ニコラス・ケイジ

登場する悪魔:リージョン

骸骨頭の革ジャンを着たバイク乗りのスーパーヒーローという、メタル感満載の「ゴーストライダー」を描くシリーズ。これもマーベルコミックの作品です。

ゴーストライダーは炎の使い手であり、あらゆる攻撃は炎のエフェクトをまとい、乗ったバイクはトゲと髑髏の禍々しいデザインとなります。ゴーストライダーが通った跡は炎が燃え、時を駆けてしまいそうな感じになります。

この映画のヴィランは「ダークハート」という名前で、魂を持たない悪魔です。

ダークハートはある契約書により千の穢れた魂を取り込んだことで力を増し、ゴーストライダーのあらゆる攻撃を跳ね除ける「リージョン」にレベルアップしてしまいます。

しかし、それによりゴーストライダーのある必殺技が通用する皮肉な結果をもたらします。

ナインスゲート(The Ninth Gate)

製作年:1999年フランス・スペイン・アメリカ

主演 :ジョニー・デップ

登場する悪魔:導く悪魔

この作品は他の映画と違い、悪魔の書物に焦点を当てた作品となっています。そのため暴れまわる悪魔は登場しませんが、悪魔よりも恐ろしい人間の欲深さやミステリアスな雰囲気など、また違った味があります。

主人公はあらゆる本の価値を知っている本専門の古物商のような存在であり、本を売却したい人の元を訪れては本当の本の価値を教えずに取引する、という詐欺師まがいの手口で貴重な本を安価で手にいれる人物でした。

ある日彼は、とある資産家から「悪魔の書を手に入れてほしい。」と依頼を受けます。はじめはただの仕事と思っていた主人公ですが、次第に本の謎と魅力に取り憑かれていきます。

調べるうちに悪魔の書は3冊存在し、一冊を依頼人の資産家が、一冊を裕福な女性コレクターが、一冊を没落した貴族の最後の生き残りが所有していることが分かります。

全ての本を調査したところ、どれも本物ではないかという結論に。しかし大事な本は頑として手放したくないというのが所有者の答えであり、その旨を依頼主に伝えると「君の命に代えても手に入れるんだ。約束したろう。」と、面倒くさいことになっていくのでした。

以上、悪魔の登場する映画8選でした。

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