海軍防衛装備展示会でオーストラリア企業がレーザー兵器を発表

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インドパシフィック2023において、オーストラリアの防衛産業会社のエレクトロ・オプティック・システムズ(EOS)が新たな対ドローン用レーザー兵器「ダズラー」を発表しました。

ダズラーは500Wのレーザー光線によってドローンのカメラなどセンサーを誤作動させるものであり、2,000mの有効射程を持っています。このシステムは弾丸によって目標を破壊するものではないため、間接的な攻撃手段であるソフトキルシステムに分類されます。

ダズラーは小型の装置で構成できるため、様々なサイズのRWS(リモート・ウェポン・ステーション)に対応できるのが大きな特徴です。

デモンストレーションでは装甲車用に開発された大型の砲塔と、軽快な軍用車両用に開発された小型の砲塔の両方に対応できるとしています。

RWSに装備されたメインの重火器と組み合わせて使用することで、柔軟な運用オプションを追加すると述べられており、戦車砲の同軸機銃のような存在として、費用対効果の大きいサブウェポンのような使用も考慮されていると考えられます。

開発したEOSはオーストラリアのシドニーに拠点を置く企業であり、車両に搭載する砲塔やカウンタードローンの装備を開発しています。

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