CIV5 世界遺産 原子力時代 ・ 情報時代の世界遺産

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生産コストはゲーム速度「スタンダード」の値です。

全ての世界遺産は、世界議会での提案「文化的遺産」により文化力3を産出するようになります。

全ての世界遺産は、宗教の信仰の証「霊感」により、信仰力2を産出するようになります。

原子力時代の世界遺産について

原子力時代の世界遺産は全部で3つ。数が少ない上に文化勝利以外にはあまり貢献するものがありません。

高難易度では文化大国がいる場合、グレートファイアウォールの効果が光ります。

ペンタゴン

解禁されるテクノロジー:連合部隊
■建造コスト: 1250

効果

全軍事ユニットのアップグレードコスト -33%
文化力 +1
大商人ポイント +2

 

全軍のアップグレードコストが安くなる。

3割程度の削減は、正直微妙といえる。今まで戦争プレイをしてきたならば旧式のユニットが多いわけではないだろうし、現代以降の軍事ユニットからのアップグレードは安いので、ほんのちょっぴりの恩恵しか得られない。

そもそもゲーム終盤ではほとんどカタがついているため、アップグレードする機会すらない場合も。

文化勝利目前でAIがグレート・ファイアウォールを建ててこちらに宣戦布告してこない限り、使いこなすのは難しい。高難易度では勝ちそうなAIをぶん殴るために必要な機会が増えるかもしれない。

 

シドニー・オペラハウス

解禁されるテクノロジー:エコロジー
立地:海沿い
■建造コスト: 1250

効果

建造した都市の文化力が50%上昇
無償の社会制度
傑作音楽スロット×2
   (テーマ化ボーナス:時代が異なった同じ文明の傑作音楽)

 

海沿いにしか建てられないという条件を持つものの、文化力50%上昇というヤケクソのような文化力上昇と、数少ない無償の社会制度を得られる。

海沿いの都市がない場合は論外として、建てようとするならある程度育った海沿いの都市が必要。生産力がないと最大級の生産コストのせいで時間がかかるし、大技術者も人口が多くないと生産力を加速できないからだ。

首都が海沿いなら当然文化力が高いだろうから、高難易度でも狙う価値は十分にある。

 

グレート・ファイアウォール

解禁されるテクノロジー:コンピュータ
■建造コスト: 1250

効果

建造した都市の敵スパイの活動力が99.9%減少する
文明内の全都市の敵スパイの活動力が25%減少する
他文明のインターネットの観光力増加を無効化する

 

建造した都市にいたスパイが裸足で逃げ出す世界遺産。高難易度でしか使えない。

建造した都市は恩恵が大きいが、それ以外の都市では警察署程度の効果しか無いため、都市を変えても相変わらず笑顔で技術窃盗される日常は繰り返されるだろう。終盤で技術窃盗する文明は科学力で負けている文明=無視してもいいため、ちょっと気まずいけどなかったことにして大目に見てあげよう。

真価はインターネットの観光力が無効化されること。他文明の観光力が半分のままなので、AIの文化勝利を抑えることができる。

高難易度で思想が異なる大国は、こちらの文化に浸透して幸福度を大きく下げてくる。そうした大国はインターネットで止めを刺そうとしてくるので、命綱になりえる効果を持つ。

こちらが文化大国である場合も、相手の観光力防御を削ぐ意味や、音楽家の戦闘力を高めるために使える。

高難易度でないならインターネットまで直進し、国境解放を呑ませてギターを叩き付ける(※)だけで終わる。

補足

(※)
文明が生み出す観光力に比例して、大音楽家の戦闘力が上昇する。大音楽家は他文明の領土で「コンサートツアー」を行うことで観光力を直接注ぎ込み、文化勝利に貢献する。

グラフィックは産業時代あたりまでならクラシックな見た目で演奏時もクラシックだが、それ以降はパンクロッカー風のイカした見た目に変わり、演奏時はギターを叩き付ける。

情報時代の世界遺産について

最後の時代である情報時代の世界遺産は全部で2つ。

特筆すべきはハッブル宇宙望遠鏡であり、テクノロジーの加速をどう振り分けるかが勝利の鍵となるでしょう。伝統コンプリートの信仰力などで得た大技術者によって建てましょう。

高難易度で余程追い込まれている状況でない限り、必要なテクノロジーや偉人の使い道を計画して無駄のない采配で文明を勝利に導きましょう。

CNタワー

解禁されるテクノロジー:遠距離通信
■建造コスト: 1250

効果

各都市に人口 +1、幸福度 +1がもたらされる
全都市が無償の放送塔を得る(既に建設済の放送塔は売却)
大商人ポイント +1

 

ガンジーのみ使いこなせる微妙な世界遺産。

凄いタワーなんだから観光力が25%アップとかではなく、放送塔が付いてくるというのが目玉。観光力を重視する戦略を取っているというのであれば、重要な都市には放送塔なんかとっくに建っているし、それ以外の都市の文化力が33%アップしたところで恩恵は少ない。

既存の放送塔が売却されるという点で金策遺産としての価値がある。思想・自由の「宇宙船のパーツ購入資金」に充ててしまうという手や、外交勝利のための都市国家への資金にする手もある。ただし、普通にプレイしていれば国庫は潤っているはずなので、存在価値が低い。

第二のメリットとして人口と幸福が増える。人口が増える=人口が生み出す不満も増えるということなので、幸福度は増えずに都市出力が微増するにとどまる。自由の女神の効果を以ってしても、最終局面ではあまり恩恵がない。

ガンジーは人口が生み出す不満を半減する特性があるので、幸福度は増える。

大商人ポイントもついてくるが、この時代にたったの1ポイントでは何もできない。10ポイントくらい欲しい。

 

ハッブル宇宙望遠鏡

解禁されるテクノロジー:人工衛星
■建造コスト: 1250

効果

宇宙船のパーツ生産時に生産力+25%
大科学者ポイント +1
大科学者×2
無償の宇宙船工場

 

科学勝利に大きく貢献する世界遺産。研究力が最大の時代に大科学者2人をどう使いこなすかが重要。

遺産効果の+25%と宇宙船工場の+25%アップで宇宙船パーツ生産効果が50%増しになる。恩恵は思想によりけりで、自由には宇宙船パーツを購入=1ターンで用意する社会制度があるため、実は生産力はどうでもよかったりする。よって必ず生産しなければならない秩序の科学勝利に最も威力を発揮する。

最終盤で得られる大科学者2人は極めて大きい存在で、残りの宇宙船パーツ解禁のテクノロジー研究に使うのが鉄板。

制覇勝利にも恩恵がある。観光力の影響を受けた他文明の都市は、制圧されてからの沈静化が非常に早くなり、人口減も抑えられる。最大限に効果が及んでいるなら、即沈静化+人口減なし!

インターネットを研究していなかったなら、ここで大科学者を投入して大音楽家の威力を上げて戦場コンサートするという使い方もできる。外交勝利ならグローバル化に投入するように。

あとおまけでもらえる大科学者ポイントは1ポイントで、太古の世界遺産と同じ。最後の最後で大盤振る舞いしないのが世界遺産なのである。

総合するとCNタワーと比べて効果が高いのは確か。

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